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J.ダフナー、悲願のツアー初Vへ単独トップ浮上! 今田は予選落ち

2012/04/28 09:34
J.ダフナー、悲願のツアー初Vへ単独トップ浮上! 今田は予選落ち
これまでたびたび上位に顔を出しながらも未だ優勝に手が届いていないJ.ダフナーが、単独首位で決勝ラウンドに挑むことになった。今大会でツアー初Vを達成することが出来るだろうか?(写真提供:AP/アフロ)

 

 たびたび優勝争いを演じながら未だツアーで勝ち星がないジェイソン・ダフナー(米)が、悲願のツアー初Vへ向けて決勝ラウンドをトップで迎えることになった。

 米男子ツアー、チューリッヒ・クラシック・オブ・ニューオリンズ(ルイジアナ州、TPCルイジアナ)は現地時間27日、第2ラウンドの競技を終了。この日7位タイからスタートしたダフナーが最終ホールをイーグルで締めくくりノーボギーの7アンダー65をマーク。通算12アンダーまでスコアを伸ばして単独首位に躍り出た。

 1打差の2位タイにケン・デューク(米)、ジョン・ロリンズ(米)、ラッセル・ノックス(スコットランド)の3人が続き、復活Vを目指すアーニー・エルス(南ア)はスティーブ・ストリッカー(米)、グレッグ・チャーマーズ(豪)と並び5位タイにつけている。

 昨年の全米プロゴルフ選手権で、プレーオフに進出しながらもキーガン・ブラッドリー(米)に敗れ単独2位に甘んじたダフナー。それ以来常にリーダーボードの上位を賑わしているが、トーナメント前半は果敢に先頭を走りながら途中で失速、優勝を逃すというパターンを繰り返している。「なぜ最終日に崩れてしまうのか自分でもわからない。多分メンタル面や感情面のコントロールが下手なんだろうね。でももう随分(優勝争いを)経験していろんなことを学んできた。そろそろ勝っても良い頃だろう。今週そうしたいね」と残り2日も先頭でトーナメントを引っ張ることを宣言した。この日の最終ホールで2オン1パットのイーグルを奪った勢いのままゴールを駆け抜けたいところだ。

 また、今大会で7位以内に入れば世界ランク1位に返り咲くルーク・ドナルド(英)が7アンダー65の好スコアをマーク。通算6アンダーで初日の102位タイから22位タイにジャンプアップし「ようやく噛み合った。調子は悪くなかったのにスコアが悪かったけれど、やっと報われた気がする」と残り2日、全力でNo.1奪還を目指す。

 一方今季10試合に出場して予選突破がわずか2試合しかない今田竜二は、初日の77に続きこの日も1オーバー73と振るわず、通算6オーバー142位タイで予選落ちを喫している。

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