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S.ルイス単独トップ浮上! “レクシー”後退、野村23位タイ

2012/04/28 10:32
S.ルイス単独トップ浮上! “レクシー”後退、野村23位タイ

 

 クラフト・ナビスコ選手権チャンピオンのステイシー・ルイス(米)が36ホールでボギーわずか1つという安定したゴルフで単独トップに浮上した。

 現地時間27日に行われた米女子ツアー、モービル・ベイLPGAクラシック第2ラウンド(アラバマ州、RTJゴルフトレイル)。5位タイからスタートしたルイスが5アンダー67をマークして通算9アンダーまでスコアを伸ばしてトーナメントをリードした。1打差の2位タイには、この日トーナメントレコードに並ぶ8アンダー64と爆発したカリン・ヨディン(スウェーデン)とリュウ・ソヨン(韓)、リンジー・ライト(豪)、シドニー・ミシェルズ(米)が並んでいる。

 ちなみにヨディンは今季クラフト・ナビスコ選手権で4位タイに入るなど好調で、この日は9バーディ(1ボギー)を量産してキャリアベストを叩き出し、初日の50位タイから2位タイにジャンプアップした。

 昨年クラフト・ナビスコ選手権で逆転優勝を飾ってから2勝目にはまだ手が届いていないが12回トップ10入りを果たし、2位(タイを含む)にも2回入るなど常に上位争いを続けているルイス。今週も予選ラウンドで叩いたボギーはわずかに1つ。「最近は上位で戦うことに違和感を感じなくなりました。前みたいにトップに立ってパニックになったり…そんなことがなくなってこの位置が心地良く感じられるようになりました」と余裕をうかがわせるコメント。とはいえいくら上位争いが心地良くても、優勝の快感には及ばない。1年ぶりの勝利には好調なショットにいかにパットを噛み合わせるかが鍵を握る。

 また、昨季大会で3日目まで首位を走りながら最終日に自滅し初Vを逃している“レクシー”ことアレクシス・トンプソン(米)は、この日6番パー5でイーグルを奪ったものの出入りの激しいゴルフで1アンダー71止まり。通算3アンダーで35位タイにとどまっている。

 日本勢は初日36位タイ発進の野村敏京が5バーディ、2ボギーの3アンダー69をマークし、通算4アンダー23位タイで予選突破。ティーショットで平均276.5ヤードを飛ばしながらフェアウェイキープ率100パーセントとショットは絶好調。あとはパットさえ決まればさらなる上位進出が期待出来そうだ。

 一方、ルーキーの金子絢香は3バーディ、1ボギーの2アンダー70にスコアをまとめたが、通算1オーバーでカットラインにわずか1打及ばず無念の予選落ちを喫している。

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