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S.ルイス首位堅守、“レクシー”は6位タイ浮上! 野村後退

2012/04/29 08:55
S.ルイス首位堅守、“レクシー”は6位タイ浮上! 野村後退

 

 ステイシー・ルイス(米)が昨年のクラフト・ナビスコ選手権以来となるツアー通算2勝目に王手をかける中、注目の17歳アレクシス・トンプソン(米)がトップ10圏内に浮上した。

 米女子ツアー、モービル・ベイLPGAクラシックは現地時間28日、アラバマ州のRTJゴルフトレイルを舞台に第3ラウンドの競技を終了。前日トップに踊り出たルイスは前半苦しみながら、後半に3連続を含む5バーディを奪って5アンダー67をマーク。通算14アンダーまでスコアを伸ばして単独首位の座を守り、およそ1年ぶりのツアー通算2勝目に一歩前進した。

 2打差の単独2位にブリタニー・リンシコム(米)が続き、3打差の単独3位にカリーン・イシャー(仏)。通算10アンダー4位タイにリンジー・ライト(豪)の他、先のクラフト・ナビスコ選手権でメジャー初Vを達成したヨー・スヨン(韓)がつける展開となっている。

 また、昨季大会で優勝争いを演じながら最終日に自滅し、今回リベンジを誓うトンプソンがムービングデーに7バーディ、1ボギーの6アンダー66と爆発。男子顔負けの平均294.67ヤードの飛距離を活かし、通算9アンダーまでスコアを伸ばして11ランクアップの6位タイに浮上した。首位を快走するルイスとは5打差あるが逆転Vのチャンスがないわけではない。欧米両ツアーで最年少優勝記録(欧州はプロ最年少)を持つ天才少女の“サンデーチャージ”に期待したい。

 日本勢は前日23位タイに浮上していた野村敏京が大苦戦。7番パー4でダブルボギーを叩くと、11番パー4では痛恨のトリプルボギー。終盤の16番パー5でイーグルを奪い返すも、この日だけでスコアを5つ落とし通算1オーバー61位タイに後退。最終日は下位からの巻き返しを狙うことになった。尚、金子絢香は予選落ちを喫している。

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