L.ドナルド単独3位で世界ランク1位返り咲き

　米男子ツアー、チューリッヒ・クラシック・オブ・ニューオリンズ（現地時間26〜29日／ルイジアナ州、TPCルイジアナ）で単独3位に食い込んだルーク・ドナルド（英）が再び世界ランク1位に返り咲いた。

　今大会で7位以内に入れば、今週試合に出場していないローリー・マキロイ（北アイルランド）を抜き返しNo.1復活となるドナルド。本人はそれを前日まで「知らなかった」と言うが、記者からの指摘に俄然モチベーションを上げた様子。初日こそ出遅れたが尻上がりに調子を上げ、最終日はノーボギーの5アンダー67をマークして通算17アンダーとし、前日の8位タイから単独3位に順位を上げ4日間の競技を終了した。

　3月のトランジションズ選手権で今季初優勝を飾ったものの、メジャー初Vを狙ったマスターズ、続くRBCヘリテイジで30位台とふるわず、オフウィークを過ごしているマキロイにNo.1の座を譲っていた。しかし世界ランク2位に甘んじたのはわずか2週間。今季米ツアー3度目のトップ10入りで再び世界の頂点を奪い返した。

　今シーズンはこのまま目まぐるしくNo.1が入れ替わる状況が続くのか…？　それは今後のドナルドの頑張り次第だ。