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有村&藍10位タイに後退… M.プレセルが単独首位

2012/05/05 17:53
有村&藍10位タイに後退… M.プレセルが単独首位

 

 大会初日が降雨のため中止になり54ホール短縮競技となった国内女子ツアーの今季公式戦初戦、ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップは5日、茨城県の茨城ゴルフ倶楽部 西コースを舞台に第2ラウンドの競技を終了。首位タイでスタートしたモーガン・プレセル(米)が4つスコアを伸ばして通算11アンダーで単独トップに躍り出た。

 同じく前日首位タイの申ジエ(韓)が通算9アンダーで単独2位、さらに1打差の3位タイで全美貞(韓)、ディフェンディング・チャンピオンで2年連続賞金女王のアン・ソンジュ(韓)が追いかける展開となっている。また、前日3位タイの有村智恵は2オーバー74を叩き、宮里藍は1オーバー73と崩れ共に通算4アンダー10位タイに後退している。

 米女子ツアーからスポット参戦している2010年大会覇者のプレセルは、出だし1番でバーディを奪い幸先の良いスタートを切ると、5番、6番で連続バーディを奪取。そこからしばらくパープレーが続くも終盤の17番パー5できっちりバーディを奪って4アンダー68。通算11アンダーとして後続に2打差をつけ単独首位で最終日を迎えることになった。

 前週優勝の有村はバーディラッシュを披露した前日とは一転してスコアメイクに苦しんだ。出だしこそバーディとしたものの、この日のバーディは1番のみ。あとは3ボギーを叩いて2オーバー74とスコアを崩した。通算4アンダーは首位に7打差と、2週連続Vには最終日の猛チャージが不可欠だ。

 また、米女子ツアーのLPGAロッテ選手権で今季初Vを飾り日米連続優勝を狙う宮里は前半、1バーディ、1ボギーのイーブンパー。後半も我慢のゴルフが続き、17番までは2バーディ、2ボギーのイーブンパーで回るも最終18番でボギーを叩いて通算4アンダーにスコアを落とし、有村のほか、現在賞金ランク首位の笠りつ子、諸見里しのぶ、上原彩子と並ぶ10位タイに順位を落とした。

 その他上位陣は通算7アンダー単独5位にフォン・シャンシャン(中)がつけ、通算5アンダー6位タイにイ・ボミ(韓)、李知姫(韓)、黄アルム(韓)、下川めぐみの4人。横峯さくらは通算2アンダーで宮里美香、不動裕理、佐伯三貴ら実力者と並び26位タイで予選突破を果たした。

 一方、主戦場の米ツアーで調子の上がらないミッシェル・ウィー(米)は前日に5連続ボギーを叩くなど4オーバー76で出遅れると、この日は3バーディ、2ボギーのラウンドで1つスコアを伸ばしはしたものの、通算3オーバーでカットラインに1打及ばず66位タイで予選落ち。同じく米ツアー組の上田桃子も6オーバー78を叩いて通算6オーバー91位タイで決勝ラウンド進出を逃している。

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