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R.マキロイ『66』で首位に肉薄! 今田48位タイ

2012/05/06 08:28
R.マキロイ『66』で首位に肉薄! 今田48位タイ
R.マキロイが6アンダー66をマークして首位に2打差の4位タイに浮上。タイガーが予選落ちを喫した今、世界ランクNo.1奪還を狙うマキロイが大会を盛り上げる。(写真提供:AP/アフロ)

 

 タイガー・ウッズ(米)が予選落ちを喫した今大会、決勝ラウンドの主役はやはりローリー・マキロイ(北アイルランド)だ。

 米男子ツアーの“準メジャー”、ザ・プレーヤーズ選手権(現地時間10〜13日/フロリダ州、TPCソーグラス)の前哨戦でもあるウェルズファーゴ選手権(ノースカロライナ州、クエールハローC)は現地時間5日、第3ラウンドの競技を終了。前日23歳の誕生日を迎えたばかりのマキロイが出だしの3連続バーディで波に乗ると、8バーディ(2ボギー)の猛攻で6アンダー66をマーク。通算12アンダーまでスコアを伸ばし、単独トップのウェブ・シンプソン(米)に2打差の4位タイに浮上した。

 首位のシンプソンが通算14アンダー、2位タイにつけたライアン・ムーア(米)とD.A.ポインツ(米)が通算13アンダー。マキロイと同じ4位タイにニック・ワトニー(米)、通算11アンダー6位タイにリッキー・ファウラー(米)とスチュワート・シンク(米)がつける展開。

 2年前の今大会、最終日にコースレコードの『62』を叩き出し逆転で米ツアー初優勝を飾ったマキロイは、この日も『62』の再現かと思わせるハイペースでスコアを伸ばしたものの、後半伸び悩み66止まり。「(62は頭によぎった?)そうだね。もう少し(スコアを)伸ばせるかと思ったけれど、16番(スリーパットでボギー)が悔しかった」と好スコアにも消化不良の様子。それでも2打差を引っくり返し2年ぶりに今大会の栄冠に輝くチャンスは十分過ぎるほどある。このまま上位でフィニッシュすれば世界ランク1位に再び返り咲くのも確実。最終日、ツアー初Vを狙う同じ年のファウラーとともに優勝争いを演じれば、ファンにとっては願ってもない展開になりそうだ。

 その他、この日のベストスコア7アンダー65と爆発したジェフ・オギルビー(豪)が、通算10アンダーで同郷のジョン・センデン(豪)らと並び8位タイに急浮上。後半4連続バーディを奪ったフィル・ミケルソン(米)は、通算5アンダーで前日の63位タイから30位タイに順位を上げた。

 一方、7試合ぶりに予選を突破した今田竜二は出だしの1番で幸先の良いバーディを奪ったが、ムービングデーのチャージはならず2バーディ、2ボギーのイーブンパー72止まり。前日から14ランクダウンの通算3アンダー48位タイに後退している。

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