ツアーニュース

L.ドナルド、最終日『66』のチャージで単独6位

2012/05/14 08:34
L.ドナルド、最終日『66』のチャージで単独6位

 

 前週、世界ランク1位の座をローリー・マキロイ(北アイルランド)に譲ったばかりのルーク・ドナルド(英)が、4日目にしてようやく本来の実力を発揮した。

 現地時間13日に行われた米男子ツアーの準メジャー、ザ・プレーヤーズ選手権最終ラウンド(フロリダ州、TPCソーグラス)。27位タイからスタートしたドナルドは前半こそ1バーディ、1ボギーのイーブンパーとスコアを伸ばせず折り返したが、10番でバーディを奪ってから猛然とチャージを開始。3連続バーディを奪うと勝負どころの15番から再び3連続バーディの快進撃で6アンダー66をマークし、通算9アンダーまでスコアを伸ばして勝ったマット・クーチャー(米)に4打差の単独6位に食い込んだ。

「グリーンがソフトだったので球が良く止まってくれた。とにかくグリーン上で良い流れを断ち切らないことを考えた」とショートゲームの名手は胸を張る。しかし今大会で単独4位以内に入らなければ、予選で姿を消しているマキロイを抜き返し世界ランク1位に返り咲くことが出来ない状況だったため、今週のNo.1再浮上はお預け。それでも“第5のメジャー”で尻上がりに調子を上げたことは、今後本番のメジャーシーズンに弾みがつく。メジャー獲りを目指すドナルドにとっては願ってもない好材料となった。

 これからもドナルド、マキロイの熾烈なNo.1争いから目が離せそうにない。

関連記事

  1. my caddie
  2. ツアーニュース
  3. L.ドナルド、最終日『66』のチャージで単独6位
×