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石川、大苦戦104位タイ… 首位はZ.ジョンソン

2012/05/25 09:32
石川、大苦戦104位タイ… 首位はZ.ジョンソン
米男子ツアー5連戦の初戦を迎えた石川遼だが、クラウン・プラザ招待の初日はショットが定まらず4オーバー74。104位タイと大きく出遅れてしまった。(写真提供:AP/アフロ)

 

 石川遼が、ショットが定まらず苦戦している。

 米男子ツアー5連戦の初戦として、“ベン・ホーガンの庭”と呼ばれるコロニアルCC(テキサス州)が舞台のクラウン・プラザ招待 at コロニアルに出場した石川。しかし現地時間24日に行われた第1ラウンドは、フェアウェイキープ率28.6%、パーオン率50%とショットがブレて悪戦苦闘のラウンドとなった。

 石川は10番からスタートしていきなりダブルボギーを叩くと、13番、14番を連続ボギーとして出だし5ホールで4つスコアを落としてしまう。しかし15番でこの日初めてのバーディを奪って3オーバーで前半を折り返えすと、2番、3番で連続バーディーを奪取し1オーバーまでスコアを戻す。だが、奮闘もここまでだった。勝負どころの4番、5番、8番でボギーを重ね、結局4オーバー74を叩いて104位タイ。グリーンが小さく、ショットの正確性が問われるコースでこのショットでは苦しいことを思い知らされた。

 単独首位発進を切ったのは2007年のマスターズ王者ザック・ジョンソン(米)。ノーボギーの6アンダー64をマークし、一昨年の今大会以来2年ぶりの勝利へ最高の滑り出しを見せた。

 また、先週のHPバイロン・ネルソン選手権で今季2勝目を挙げたばかりのジェイソン・ダフナー(米)も好調さをキープ。5アンダー65のラウンドで首位のジョンソンに1打差の2位タイと、2週連続優勝へ向け絶好の位置で初日の競技を終えた。

 その他上位陣は、ダフナーと並ぶ2位タイに全英オープンインターナショナル・ファイナル・クォリファイ(IFQ)米国を首位通過したハリス・イングリッシュ(米)の他、トム・ギリス(米)、カイル・レイファース(米)がつけている。セルヒオ・ガルシア(スペイン)は4アンダー66の6位タイ、ツアー2勝目を狙うリッキー・ファウラー(米)は2アンダー68の15位タイで続いている。

 一方、全英オープン王者のルイス・ウーストハウゼン(南ア)は1オーバー71で53位タイと出遅れた。

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