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L.ドナルド、R.マキロイ… 大物続々予選落ち

2012/06/16 12:46
L.ドナルド、R.マキロイ… 大物続々予選落ち

 

 悲願のメジャー獲りに挑んだルーク・ドナルド、連覇を目指したローリー・マキロイ(北アイルランド)の世界ランク1位&2位コンビは、難コースに苦しみ予選落ちを喫した。

 今季メジャー第2戦の全米オープンは、カリフォルニア州のオリンピックCを舞台に現地時間15日、第2ラウンドの競技を終了。初日大きく出遅れていたドナルドとマキロイはこの日、やや復調の兆しを見せたもののカットラインには及ばず決勝ラウンド進出を逃した。

「初日の出遅れが響いた。3メートル以内のパットを9回も外したのでは勝負にならない。ショットもパットもピリッとしなかった」と言うドナルドは、この日2オーバー72にスコアをまとめながら通算11オーバー108位タイで予選敗退が決まった。

 メジャー無冠の世界No.1プレーヤーにとって今大会は特別な意味を持っていたはず。「もちろんそれはわかっていた。メジャー獲りのプレッシャーは年々大きくなるばかりだけれど、今後も挑戦し続けるしかない」ときっぱり。敗戦の痛手は「ない」と言い切り、来月の全英オープン(現地時間7月19日〜22日/英国、ロイヤルリザム&セントアンズGC)に照準を合わせた。

 一方のマキロイも3オーバー73とスコアを落とし、通算10オーバー95位タイでカットラインに2打足りず予選落ちが決まると「もちろんガッカリしている。こういうゴルフはしたくなかった。そんなに悪いプレーをしたとは思わないけれど、結果としてコースに対応出来なかった。(グリーン)手前から転がし上げるような攻め方をもっと勉強しなければならない」と反省の弁が口をついた。出場3試合予選落ちの後、前週のフェデックス・セントジュード・クラシックで7位タイに入り復調のきっかけをつかんだかに見えたが、マキロイのメジャー2勝目は今後に持ち越しとなった。

 この2人の他にも前週優勝のダスティン・ジョンソン(米)、マスターズチャンピオンのブッバ・ワトソン(米)、全英オープン覇者のルイス・ウーストハウゼン(南ア)、昨季のフェデックスカップ王者ビル・ハース(米)らがカットラインに1打足りない通算9オーバー73位タイで予選で姿を消している。

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