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Z.ジョンソン逆転V! S.ストリッカー4連覇ならず

2012/07/16 10:12
Z.ジョンソン逆転V! S.ストリッカー4連覇ならず

 

 初日から首位を走ったトロイ・マッテソン(米)と最終日に6アンダー65をマークしたザック・ジョンソン(米)が通算20アンダーで並びプレーオフにもつれ込んだ米男子ツアーのジョン・ディア・クラシック最終ラウンド(現地時間15日/イリノイ州、TPCディアラン)。最後はメジャーチャンピオンの貫禄でジョンソンがマッテソンを退けた。

 サドンデス1ホール目は2人とも左の池につかまるまさかの展開。ともにダブルボギーで分けた2ホール目。ジョンソンは左のバンカーにつかまりながら、イーグルかと思わせるスーパーショットで2打目をピンそば20センチに寄せてバーディ。初日からトーナメントを引っ張ったマッテソンがバーディを逃し、ジョンソンが自宅にほど近い地元での大会を制し今季2勝目、ツアー通算9勝目を飾った。

 スコアを伸ばし合う展開となった最終日。単独首位でスタートしたマッテソンがもたつく中、ジョンソンが7番から17番までの11ホールで6バーディを奪い通算20アンダーまでスコアを伸ばして先にホールアウト。一方、最終組のマッテソンは15番でラフからのアプローチをミスして痛恨のダブルボギーを叩き一歩後退。絶体絶命かと思われたが17番パー5で20メートル近いイーグルパットを捩じ込みプレーオフへの権利を死守。しかし最後は苦手意識のある18番で撃沈し、3年ぶりの優勝はお預けとなった。

 その他上位陣は、通算18アンダー単独3位にスコット・ピアシー(米)、通算17アンダー単独4位にジョン・センデン(豪)が入ったが、大会4連覇を狙ったスティーブ・ストリッカー(米)は勝負をかけワンオンを狙った14番パー4でグリーン左のブッシュにつかまりアンプレアブルでボギー。終盤に3ボギーを叩いて通算16アンダー5位タイに終わり、史上5人目の同一大会4連覇はならなかった。

 尚、今田竜二は決勝ラウンド進出を逃している。

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