2日連続順延　今田22位タイに後退、暫定首位はB.ホースヘル

　荒天の影響で2日連続サスペンデッドとなった米男子ツアー、トゥルー・サウスクラシック（ミシシッピ州、アナンデールGC）。第1ラウンドで3位タイの好スタートを切った今田竜二は、現地時間20日に行われた第2ラウンドでは9ホールしか消化出来ず、通算6アンダーのまま暫定22位タイに後退した。

　この日は朝から順延となった第1ラウンドの続きを行ったが、午前11時頃再び天候が悪化し競技が一時中断。午後になって再開されたが第2ラウンドの開始が大幅に遅れ、最終組は午後6時過ぎまでスタート出来ない状況に陥った。

　そんな中、10番スタートの今田は18番までの前半9ホールをすべてスコアカード通りのプレーで終えたところでサスペンデッドが決定。前日とスコアは変わらず、通算6アンダーで暫定22位タイに順位を下げた。しかしまだ先は長い。明日以降挽回のチャンスはいくらでもあるはずだ。

　一方、暫定ながら単独首位に立ったのはこの日だけで2つのイーグルを奪い、ノーボギーの9アンダー63をマークしたビリー・ホースヘル（米／18ホール終了）。下部ツアー（ウェブ・ドットコム・ツアー）との掛け持ちで米ツアーに参戦する25歳は、上位選手が同週開催の全英オープンに出場しているため参戦権を得た伏兵だが、この日はフェアウェイキープ率100パーセントと抜群の安定感でスコアを通算13アンダーまで伸ばし、トーナメントをリードした。

　1打差の暫定2位タイにマット・ベッテンコート（米／18ホール終了）と第1ラウンド単独首位発進のジェイソン・ボーン（米／9ホール終了時点）が並び、通算11アンダー暫定4位にスティーブ・ボウディッチ（豪／18ホール終了）がつけている。尚、第2ラウンドの続きは現地21日午前7時30分から行われる。