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今田、今季初の上位争い 3日連続順延も暫定6位タイに浮上!

2012/07/22 11:47
今田、今季初の上位争い 3日連続順延も暫定6位タイに浮上!

 

 今季不調に喘ぐ今田竜二に持ち前のパッティングの冴えが戻り、シーズン初の上位争いを演じている。

 全英オープンと同週開催の米男子ツアー、トゥルー・サウスクラシック(ミシシッピ州、アナンデールGC)は現地時間21日、サスペンデッドとなった第2ラウンドの続きと第3ラウンドの競技を行ったが、予選を突破した75人中18人しかホールアウト出来ないまま3日連続となるサスペンデッドが決定した。

 そんな中、予選ラウンドを24位タイでクリアした今田が第3ラウンドの16ホールを終え、6バーディ(1ボギー)を奪って5つスコアを伸ばし、通算12アンダーで暫定6位タイに浮上。通算18アンダーとし暫定トップに立っているスコット・スターリングス(米/10ホール終了時点)とは6打差あるが、残り20ホールで今田がどこまでその差を詰めることが出来るか注目だ。

 今季の今田は出場20試合中、6戦連続を含む13試合で予選落ち。待望の第一子が誕生し張り切ってシーズンをスタートさせたが、思うようなプレーが出来ず、ラウンド中自分のミスに腹を立てクラブを叩きつける今田らしくない一面を見せたことも。しかし7月に入ってから頼みのパットが上向き、たびたび60台が出るようになった。最終日は今季ここまでの悔しさを晴らすようなスカッとしたプレーが期待出来そうだ。

 優勝争いはスターリングスが後続に4打差をつけ優位に立っているが、通算14アンダー暫定2位タイに優勝経験のあるヒース・スローカム(米/13ホール終了時点)、初日から好プレーを続けているジェイソン・ボーン(米/9ホール終了時点)、ビリー・ホースヘル(米/9ホール終了時点)がつけ予断を許さない展開となっている。

 第3ラウンドをホールアウトした選手ではウィリアム・マクガート(米)が通算13アンダーで暫定単独5位につけたのが最高。今田と同じ暫定6位タイにトミー・ゲイニー(米)、ウッディ・オースティン(米)らがつけている。

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