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S.ルイス&I.パーク首位並走 5打差に28人の大混戦

2012/07/29 00:12
S.ルイス&I.パーク首位並走 5打差に28人の大混戦
エビアン・マスターズ3日目。初日からトーナメントを引っ張ったS.ルイス(写真)は1オーバー73とスコアを崩し、I.パークと首位で並びファイナルラウンドを迎える。(写真提供:AP/アフロ)

 

 前日までの晴天から一転、雨模様となった大会3日目。初日から首位を走ったステイシー・ルイス(米)が失速したことで誰が勝ってもおかしくない展開となった。

 欧米両女子ツアー共催のエビアン・マスターズ第3ラウンド(現地時間28日/フランス、エビアン・マスターズGC)は、一時通算14アンダーまでスコアを伸ばし独走態勢に入ったかと思われたルイスが、後半の12番から15番までの4ホールで4つスコアを落とす大乱調。最終18番でバーディを奪い返したものの通算11アンダーでホールアウト。かろうじて首位(タイ)の座を守ったが最終組を一緒に回ったインビー・パーク(韓)に並ばれた。

 首位の2人に1打差の3位タイに2006年大会覇者カリー・ウェブ(豪)、2007年大会チャンピオンのナタリー・ガルビス(米)、アマチュアのキム・ヒョージュ(韓)の3人が続き、通算9アンダー単独6位にクリスティー・カー(米)。通算8アンダー7位タイにシャンシャン・フェン(中)、スーザン・ピーターセン(ノルウェー)、ポーラ・クリーマー(米)ら実力者がひしめいている。

「前半バーディチャンスにパットが決まらずイライラが募ってしまいました。そのしわ寄せが後半のボギーになってしまった感じ」と反省の弁を口にしたルイス。「でも最終ホールのバーディは明日に繋がります。明日はバーディ合戦になるでしょう。でも今日悪かった分、明日良ければ良いですね」と前を向いた。

 日本勢は4バーディ、5ボギーの1オーバー73とスコアを落とした宮里美香が通算7アンダーで前日の単独5位から15位タイに後退。上田桃子はスコアを3つ伸ばし通算6アンダー19位タイに浮上した。連覇を狙う宮里藍は前半2ボギーを叩きながら後半4つのバーディを奪い返し2アンダー70をマーク。しかし通算5アンダーで29位タイにとどまっている。

 ともに52位タイからスタートしたスポット参戦の大江香織と佐伯三貴は明暗が分かれた。4アンダー68をマークし通算3アンダー37位タイに順位を上げた大江に対し、4オーバー76を叩いた佐伯は通算5オーバー65位タイまで後退している。

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