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A.ローシャ単独首位浮上 今田は1ポイント足りず予選落ち…

2012/08/04 12:01
A.ローシャ単独首位浮上 今田は1ポイント足りず予選落ち…

 

 米男子ツアーで唯一、スコアをポイントに換算して競うステーブルフォード方式の大会でリーダーボードが激しく入れ替わる展開が繰り広げられている。

 WGC-ブリヂストン招待(オハイオ州、ファイアーストーンCC)の裏で開催されている同ツアーのリノ・タホ・オープンはネバダ州、モントリューG&CCを舞台に現地時間3日、第2ラウンドの競技を終了。今季予選落ち9回の伏兵アレシャンドレ・ローシャ(ブラジル)が1イーグル、7バーディ、3ボギーで16ポイントを荒稼ぎし、通算24ポイントで初日の16位タイから単独トップに躍り出た。

 アルバトロスが8点、イーグルが5点、バーディが2点、パーは0点、ボギーならマイナス1点、ダブルボギーより悪ければマイナス3点となるステーブルフォード方式では、攻めなければポイントを稼げない。18ホールをノーバーディ、ノーボギーだと0点だが、5バーディ、5ボギーなら5ポイント獲得出来るとあって、普段のストロークプレー以上にアグレッシブなプレーが要求される。そんな中、10番スタートのローシャは出だし3連続バーディの後の4ホール目でイーグルを奪い、一気にポイントを上積みした。

 2ポイント差の2位タイにジョン・マリンガー(米)とJ.J.ヘンリー(米)。初日単独トップのアンドレス・ロメロ(アルゼンチン)はこの日7ポイントしか挙げられず、通算21ポイントでアージュン・アトワル(インド)と並び4位タイに後退した。

 また復活を模索するジョン・デイリー(米)が9ポイントを追加し、通算19ポイントで単独7位。この日だけで9バーディ(1ボギー)を量産したJ.B.ホームズ(米)が通算18ポイントで前日の84位タイから8位タイに急浮上したが、初日単独2位と好発進のノ・スンヨル(韓)はこの日は3ポイントしか奪えず、通算16ポイントで13位タイに順位を下げた。

 一方、初日56位タイと出遅れていた今田竜二はこの日も思うようにポイントを伸ばせず3バーディ、1ボギー、1ダブルボギーの2ポイント止まり。カットラインにわずか1ポイント及ばず、通算6ポイントの71位タイで惜しくも決勝ラウンド進出を逃している。

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