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S.ガルシア単独首位も4ホールで水入り 決着は月曜日へ

2012/08/20 09:48
S.ガルシア単独首位も4ホールで水入り 決着は月曜日へ

 

 4年ぶりの優勝に王手をかけているセルヒオ・ガルシア(スペイン)だが、天候が待ったをかけた。

 ガルシアが1打差ながら単独首位で最終日を迎えた米男子ツアー、レギュラーシーズン最終戦のウィンダム選手権(現地時間19日/ノースカロライナ州、セッジフィールドCC)だったが、最終組が4番を終了した時点で豪雨のため中断。当初はすぐに再開されることが予想され、選手たちはコースで待機したが、いっこうに雨が止まずクラブハウスに引き上げた。その後、2度に渡って新しいスタート時間が発表されるも、天候回復の見込みがなく順延が決定。決着は月曜日(20日)に持ち越されることとなった。

 3番でバーディを奪い、通算15アンダーとしたガルシアは、5番で40ヤードのアプローチを残したところでプレー中断を余儀なくされた。2008年ザ・プレーヤーズ選手権以来の優勝と、ライダーカップ欧州チーム入りを目指しているガルシアには恨めしい水入り。だが、気持ちを切り替え、再開後に再び勝利に向かって突き進むしかない。

 ガルシアに1打差の2位タイからスタートしたティム・クラーク(南ア)は、4番までに2つのバーディを奪って一時はガルシアに並んだが、5番でボギー。続く6番のフェアウェイでプレー中断となり、ジェイソン・ダフナー(米/5ホール終了時点)、バド・コーリー(米/4ホール終了時点)と並ぶ1打差暫定2位タイでプレー再開を待つことになった。

 首位から4打差以内に16人がひしめく混戦模様は変わらないまま、月曜日の再開を待つレギュラーシーズン最終戦。ドラマチックな展開を制すのは誰か、注目が集まる。

 日本勢は今田竜二が2バーディ、3ボギーとスコアを1つ落とし、通算2アンダー暫定58位タイでホールアウト。プレーオフシリーズ終了後のフォールシリーズで来季の出場権獲得を狙う。

 尚、今季の米ツアー挑戦最終戦を戦った石川遼は予選で姿を消している。

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