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S.ガルシア、逃げ切りで4年ぶり優勝! 今田は58位タイ

2012/08/21 09:55
S.ガルシア、逃げ切りで4年ぶり優勝! 今田は58位タイ

 

 セルヒオ・ガルシア(スペイン)が、4年ぶりの復活優勝を飾った。

 米男子ツアーのレギュラーシーズン最終戦、ウィンダム選手権(ノースカロライナ州、セッジフィールドCC)は現地時間20日、豪雨によりサスペンデッドとなっていた最終ラウンドの競技を終了。1打差の単独首位とはいえ、3打差以内に8人がひしめく大混戦。1つスコアを伸ばして迎えた5番のアプローチから再開したガルシアは、このホールをパーで切り抜けると、フロントナインの残りをスコアカード通りにプレーした。

 11番バーディの後、12番でボギーを叩いてティム・クラーク(南ア)に並ばれるも、この後が圧巻だった。15番パー5でグリーンサイドのバンカーから1.5メートルに寄せてバーディを奪うと、16番パー3、17番パー4でもバーディを奪う怒涛の3連続バーディで一気に突き放し、通算18アンダーで2008年ザ・プレーヤーズ選手権以来となる4年ぶり栄冠を手にした。

 その他上位陣では、通算16アンダー単独2位にクラークが入り、通算15アンダー単独3位に期待の若手バド・コーリー(米)。通算14アンダー4位タイに好調カール・ペターソン(スウェーデン)ら3人がつけ、通算13アンダー7位タイにジェイソン・ダフナー(米)、ビル・ハース(米)、ニコラス・コルサーツ(ベルギー)が入った。また、ライダーカップ米国チーム主将のデービス・ラブIII(米)は、通算12アンダー10位タイで5日間に渡った競技を終えている。

 一方、プレーオフシリーズ出場がかかるフェデックスカップポイントランキング125位以内を巡る争いでは、ヒース・スローカム(米)とY・E・ヤン(韓)が明暗を分けた。

 同ランク128位で大会に臨んだスローカムは通算7アンダー31位タイの好位置でフィニッシュ。ランキング124位となり、プレーオフシリーズ第1戦のザ・バークレイズ(現地時間23〜26日/ニューヨーク州、ベスページ・ステートパーク)の出場権を滑り込みで獲得した。対照的に、大会前129位だったヤンは通算6アンダー37位タイとまずまずの成績を残したものの、ランキング127位でプレーオフ進出をあと一歩のところで逃している。

 日本勢では、今田竜二が通算2アンダーで順延になる前にホールアウトしており、58位タイで大会を終了。フェデックスカップポイントランクは187位で、プレーオフシリーズ終了後のフォールシリーズで来季の出場権獲得を目指すこととなった。

 尚、今季の米ツアー挑戦最終戦を戦った石川遼は予選で姿を消している。

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