B.ランフォード首位タイ発進！　N.コルサーツは8位タイ

　欧州ツアーのジョニー・ウォーカー選手権（スコットランド、グレンイーグルス・ホテル）は現地時間23日、第1ラウンドの競技を終了。5アンダー67でプレーしたブレット・ランフォード（豪）とナット・ボーシェイム（ノルウェー）が首位を並走し、すでにライダーカップ欧州チーム入りを決めているポール・ローリー（スコットランド）＆フランセスコ・モリナリ（伊）ら5人が1打差で追う展開となった。また、今大会で上位に入ってライダーカップ初出場を狙うニコラス・コルサーツ（ベルギー）が3アンダー69で8位タイにつけている。

　2007年オメガ・ヨーロピアン・マスターズ以来のツアー4勝目を狙うランフォードは「ティーからグリーンまで安定していた。17番で一度だけスイングがルーズになってボギーを叩いてしまったが、全体的に波がなかった」とこの日のプレーを振り返った。

　また、「以前は出来る限り最高のゴルファーでいようと思っていた。でも双子が生まれてからは、出来るだけ最高の父親でいようと気持ちが変わった。それがここ2年間の違いかな。（家族という）最高のチームが僕の後ろにはいる。妻が素晴らしいサポートをしてくれることで、いろいろな事が易しくなったよ」と話し、2日目以降も踏ん張ることを誓った。

　一方のボーシェイムはルーキーだが、これまで予選通過はたったの4回で、賞金ランキングも215位に低迷している。しかし「今季はすべてが新しい。どこのトーナメントでも慣れる必要がある。時々休みを取るようにして、コーチと練習したら良くなってきた」と上り調子だと話し、シーズン終盤で金星を狙っている。

　一方、昨季の全英オープン覇者ダレン・クラーク（北アイルランド）は3オーバー75で98位タイ、ライダーカップ欧州チーム主将ホセ・マリア・オラサバル（スペイン）は6オーバー78を叩き、135位タイと大きく出遅れている。