崔京周らプレーオフシリーズ第3戦進出を逃す

　フェデックスカップポイントランク100位までの選手が出場を許される米男子ツアーのプレーオフシリーズ第2戦、ドイツ銀行選手権（マサチューセッツ州、TPCボストン）。現地時間1日に行われた第2ラウンドでは世界ランクトップのローリー・マキロイ（北アイルランド）が単独首位に躍り出たが、下位ではプレーオフシリーズ第3戦進出を巡る熾烈な戦いが繰り広げられていた。

　次週行われる同シリーズ第3戦のBMW選手権（6〜9日／インディアナ州、クルックド・スティックGC）にはポイントランク上位70名しか出場することが出来ない。つまりドイツ銀行選手権終了時点で30名がふるい落とされるということ。そしてすでに第3戦進出が絶望となった選手たちがいる。

　最終日を待たずにトップ70圏外に去ったのは崔京周（韓）、ローリー・サバティーニ（南ア）、チャールズ・ハウエルIII（米）、リッキー・バーンズ（米）、マイケル・トンプソン（米）ら。いずれも2日目を終え予選落ちを喫した面々だ。

　また当落線上の70位につけるベン・クレーン（米）も予選での敗退が決まっているため、今後ポイントランク下位ながら決勝ラウンド進出を決めた選手たちに逆転されトップ70入りを逃す可能性が濃厚だ。

　プレーオフシリーズ最終戦のザ・ツアー選手権（9月20〜23日／ジョージア州、イースト・レイクGC）に進めるのはポイントランク上位30名のみ。フェデックスカップ年間王者を巡る熾烈なサバイバルレースは今後もしばらく続くことになる。