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タイガー&R.マキロイが首位V.シンに1打差2位並走

2012/09/08 07:53
タイガー&R.マキロイが首位V.シンに1打差2位並走
BMW選手権2日目。共に好スコアをマークし、首位に1打差の2位タイにつけているR.マキロイ(左)とタイガー(右)。(写真提供:AP/アフロ)

 

 世界ランク新旧No.1が激しい上位争いを繰り広げている。

 フェデックスカップポイントランク上位70名のみに出場が許される米男子ツアーのプレーオフシリーズ第3戦BMW選手権はインディアナ州、クルックド・スティックGCを舞台に現地時間7日、第2ラウンドの競技を終了。4連続を含む7バーディ(1ボギー)を量産したビジェイ・シン(フィジー)が通算13アンダーで単独トップに躍り出た。

 初日笑顔でスコアの伸ばし合いを演じたローリー・マキロイ(北アイルランド)とタイガー・ウッズ(米)はこの日も同組でのラウンド。マキロイが1イーグル、6バーディ、4ボギーと出入りの激しい内容ながら4アンダー68にスコアをまとめ通算12アンダーで2位タイにつけると、タイガーもノーボギーの5アンダー67で回り同じく通算12アンダーでマキロイ、ライアン・ムーア(米)とともに2位タイグループを形成した。

「昨日ほど伸び伸びとしたプレーが出来なかった。今日はグリーンを狙うショットを悪い方悪い方へ外してしまい難しいアプローチを残してしまった。ただここのところパッティングがすごく良いので助かった」と初日の首位タイから一歩後退したものの、しっかりと好位置をキープしたマキロイ。

 一方のタイガーも決して本調子とはいえなかったが、この日は勝負どころでパットが決まりノーボギーの5アンダー。とはいえスコアほど楽なゴルフではなかったようで「ショットがあちこちに散らばって苦しかった。今日は思うようにスウィングが出来なかった」と反省しきり。それでも「よく耐えた。忍耐強いプレーが出来た。二桁アンダーまでは絶対に伸ばしたかったのでそれが出来て良かった」と上がり4ホール中、3ホールでバーディを奪い手応えを滲ませた。

 単独首位に立ったシンもかつて5年間君臨していたNo.1の座からタイガーを引きずり下ろし世界ランク1位に上り詰めた経験がある大ベテラン。4年ぶりの優勝を狙うシンを現世界No.1のマキロイと元世界No.1(現在同ランク3位)のタイガーが追いかける展開。明日以降もファン待望の熾烈な優勝争いが見られそうだ。

 その他上位陣は、通算11アンダー5位タイにリー・ウェストウッド(英)とボ・バン・ペルト(米)がつけ、この日5連続を含む8バーディ(2ボギー)の猛攻を見せたルーキー、ノ・スンヨル(韓)が通算10アンダー7位タイに浮上。フィル・ミケルソン(米)は通算8アンダーでザック・ジョンソン(米)、アダム・スコット(豪)らと並び13位タイにとどまっている。

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