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P.ミケルソン、キャリアベストタイの10バーディで急浮上!

2012/09/09 10:18
P.ミケルソン、キャリアベストタイの10バーディで急浮上!

 

 この夏不振続きだったフィル・ミケルソン(米)が本来の力を発揮し始めた。

 現地時間8日に行われた米男子ツアー、プレーオフシリーズ第3戦のBMW選手権(インディアナ州、クルックド・スティックGC)第3ラウンド。13位タイからスタートしたミケルソンが気迫のプレーを見せてくれた。中盤の4連続を含む10バーディ(2ボギー)を奪って8アンダー64をマーク。通算16アンダーまでスコアを伸ばし、ビジェイ・シン(フィジー)と並び首位タイに浮上したのだ。

 1ラウンド10バーディはミケルソンにとってキャリアベストタイ。これまで7度この記録をマークしているが、今回は2006年のベルサウス・クラシック以来6年ぶりの快挙。最終18番ではフリンジからの4.5メートルをパターで沈めキャリアベストに並んだ。

「明日は勝つか負けるかのバーディ合戦になるだろう。自分も優勝争いに加われて良かった」とスコアの伸ばし合いを予想したミケルソン。

 今季は序盤のAT&Tペブルビーチ・ナショナル・プロアマで早々と優勝。5月まではたびたび優勝争いを賑わしたが、6月以降7試合で下位に低迷。ようやく前週のドイツ銀行選手権で4日間60台を並べ4位タイでフィニッシュした。好調を維持して乗り込んだ今大会では、3日目にして10アンダーの猛チャージ。ともに一時代を築いたシンやタイガー・ウッズ(米)とともにハツラツと優勝戦線を賑わした。42歳になったミケルソンが果たして最終日、再びバーディラッシュを演出することが出来るのか? ファンならずとも気になるところだ。

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