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レクシー首位キープ! 金子&片平は予選落ち

2012/09/22 09:39
レクシー首位キープ! 金子&片平は予選落ち

 

 連覇を狙うレクシー・トンプソン(米)が完全Vに一歩前進、単独首位の座をキープした。

 米女子ツアーのアジアシリーズ突入前の最後の本土決戦、ナビスターLPGAクラシック(アラバマ州、RTJゴルフトレイル)は現地時間21日、第2ラウンドの競技を終了。初日期待に応えるノーボギーの『63』で単独トップ発進を切ったレクシーが3アンダー69をマークし、通算12アンダーで依然トーナメントをリード。連覇に弾みをつけた。

「全体的にとても安定していたと思います。肝心なところでパットを決められました」とレクシー。パッティングはここ1年で「上手くなったと思える部分」と認め、「決めるには自信が必要。それ(自信)が徐々に膨らんでいる」と成長を口にした。

 しかし安心はしていられない。この日7アンダー65をマークしたM.J.ハー(韓)とキム・ミンディ(米)がともに通算11アンダーまでスコアを伸ばし、初日の15位タイからレクシーに1打差の2位タイに浮上。通算10アンダー4位タイに朴ヒーヨン(韓)、リゼット・サラス(米)、ドリ・カーター(米)がつけ、虎視眈々とトップの座を狙っている。

 しかし、初日4位タイと好ポジションにつけていたステイシー・ルイス(米)は2アンダー70とスコアを伸ばし切れず、通算8アンダー11位タイに後退。また、この日ブリタニー・リンシコム(米)が16番パー3でホールインワンを達成。130ヤードをピッチングウェッジでカップインさせ2アンダー70をマークし、通算2アンダーは初日の73位タイから47位タイに浮上し決勝ラウンド進出を果たしている。

 その他の注目選手はヤニ・ツェン(台)が通算3アンダー40位タイ、スーザン・ピーターセン(ノルウェー)が通算2アンダー47位タイでそれぞれ予選を通過した一方、ミッシェル・ウィー(米)が通算イーブンパー71位タイと、カットラインに1打及ばず予選落ちを喫した。

 日本勢は金子絢香と片平光紀のルーキー2人が出場しているが、初日112位タイと大きく出遅れた金子がこの日2バーディ、2ボギーのイーブンパー72をマーク。しかしカットラインには4打及ばず、通算3オーバー97位タイで決勝ラウンド進出を逃した。片平も2バーディ、6ボギーの4オーバー76を叩き、通算5オーバー111位タイで予選敗退が決まった。尚、他の日本勢は出場していない。

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