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レクシー連覇に黄信号 実力者S.ルイス単独首位浮上!

2012/09/23 09:17
レクシー連覇に黄信号 実力者S.ルイス単独首位浮上!

 

 連覇を目指すレクシー・トンプソン(米)の前にロレックスランキング(女子世界ランキング)3位のステイシー・ルイス(米)が立ちはだかった。

 現地時間22日に行われた米女子ツアーのアジアシリーズ突入前の最後の本土決戦、ナビスターLPGAクラシック第3ラウンド(アラバマ州、RTJゴルフトレイル)。初日から快調なプレーで首位を守ってきたレクシーが失速。代わりにノーボギーの7アンダー65の猛チャージで通算15アンダーまでスコアを伸ばした実力者ルイスが単独トップに立った。

 2打差の単独2位にアンジェラ・スタンフォード(米)、3打差の単独3位にリゼット・サラス(米)がつけ、通算11アンダー4位タイにM.J.ハーとカン・ハエジの両韓国勢が続く展開。

 一方、単独トップからスタートしたレクシーは前日までの好プレーが影を潜め、パー3を除く14ホール中フェアウェイをキープしたのはわずかに5ホールだけ。そこから何とかグリーンには乗せたのだが肝心のパットが決まらず2バーディ、2ボギー、1ダブルボギーの内容で2オーバー74の大誤算。ムービングデーにスコアを落とし通算10アンダーで朴ヒーヨン(韓)、サラ・ジェーン・スミス(豪)と並ぶ6位タイに後退した。

 今季すでに2勝を挙げているルイスは穏やかな風貌の下に人一倍のガッツの秘めている。2打差で追いかけるスタンフォードは「ステイシー(ルイス)の存在感はツアーでも際立っています。闘争本能が凄い。明日はきっと手に汗握るラウンドになるでしょう」と語っており、久々にアメリカ勢同士の華やかな優勝争いが見られそうだ。

 もちろん首位と5打差に後退したレクシーにもチャンスがないわけではない。この日全く入らなかったパットが最終日復調すれば、爆発力がある選手だけに大逆転の可能性も。17歳になったレクシーが、昨年最年少Vを飾った思い出の大会でミラクルを起こすか注目だ。

 尚、日本勢は金子絢香と片平光紀が出場していたが、すでに予選で姿を消している。

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