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S.ルイス貫禄の逃げ切りV! レクシー健闘単独2位

2012/09/24 08:23
S.ルイス貫禄の逃げ切りV! レクシー健闘単独2位

 

 追いすがるレクシー・トンプソン(米)を振り切り、ロレックスランキング(女子世界ランキング)3位のステイシー・ルイス(米)が逃げ切ってシーズン3勝目を挙げた。

 米女子ツアーのアジアシリーズ突入前最後の本土決戦、ナビスターLPGAクラシック(アラバマ州、RTJゴルフトレイル)は現地時間23日、最終ラウンドの競技を終了。単独首位からスタートしたルイスが3アンダー69にスコアをまとめ通算18アンダーとし、後続に2打差をつけ優勝を飾った。

 一方、予選ラウンドをトップで折り返しながら3日目に『74』を叩いて6位タイへ後退していたディフェンディング・チャンピオンのレクシーも意地を見せた。出だしの1番こそボギーを叩いたが、すかさず3番でバーディを奪い返すと、3連続を含む計7つのバーディを量産。6アンダー66のチャージでルイスにプレッシャーをかけたが通算16アンダーでは優勝に届かず、2打差の単独2位に終わった。

 ルイスもレクシーも共にアラバマとの相性は抜群。ルイスが今季初Vを飾ったモービル・ベイLPGAクラシックも舞台はアラバマ。そして今週もアラバマで勝利を飾り“アラバマスラム”を達成した。この勝利で賞金ランク、ロレックスランキングともに2位に浮上。プレーヤー・オブ・ザ・イヤー(年間最優秀選手賞)のポイントランクでは申智愛(韓)に56ポイント差をつけ首位の座を守るなど、タイトル争いの主役に踊り出た。

 レクシーにとってもこの大会は昨年ツアー最年少Vを達成した思い出のトーナメント。前日苦しんだショット、パットともに甦り、最終日はレクシーらしいダイナミックなゴルフが戻ったが、実力者の前にあと一歩及ばなかった。

 その他上位陣は、通算15アンダー3位タイにM.J.ハー(韓)、カン・ハエジ(韓)、アンジェラ・スタンフォード(米)が入り、この日5アンダー67で追い上げたベアトリス・リカーイ(スペイン)が通算14アンダー6位タイに食い込んだ。

 アジアシリーズでの復活を誓うヤニ・ツェン(台)は最終日に1つスコアを落とし、通算4アンダー46位タイの下位に終わった。尚、日本勢は金子絢香と片平光紀の2人が出場していたが決勝ラウンド進出を逃している。

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