ツアーニュース

藍、12位タイに後退… フォンが依然単独トップ、美香は6位タイ

2012/09/28 18:29
藍、12位タイに後退… フォンが依然単独トップ、美香は6位タイ
通算5オーバー12位タイに後退した宮里藍。難コンディションの中でスコアメイクに苦しんだが、後半7番でようやくこの日初めてバーディを奪い決勝ラウンドにつながるゴルフを見せた。(写真提供:ISM)

 

 世界のトッププレーヤーたちが集結した国内女子ツアーの今季公式戦第3戦、第45回日本女子オープンゴルフ選手権競技は28日、神奈川県の横浜カントリークラブ 西コースを舞台に第2ラウンドの競技を終了。初日単独トップのフォン・シャンシャン(中)が唯一のアンダーパーである通算1アンダーで依然単独トップをキープする中、米女子ツアーから凱旋帰国している宮里藍は5オーバー77で回り、通算5オーバー12位タイに後退した。

 初日6位タイの藍はインスタートのこの日、出だし3ホールで2ボギー、1ダブルボギーを叩き序盤で失速。その後粘りのゴルフでパープレーを続け4オーバーで折り返すと、後半は1バーディ、2ボギーのラウンドで5オーバー77でホールアウト。5つスコアを落としはしたものの、難コンディションの中でスコアメイクに苦しんだのは各選手同じ。7番でようやくこの日初めてバーディを奪うなど終盤に向けて調子を取り戻し、首位と6打差の12位タイで終え決勝ラウンドにつながるゴルフを見せた。

 米ツアーで今季初優勝を挙げた宮里美香は1バーディ、4ボギーで回り3オーバー75。通算3オーバーで、この日唯一スコアを落とさなかった若林舞衣子(イーブンパー72)、前週優勝の森田理香子、ジャン・ジョン(韓)と並び6位タイにつけている。

 また、首位のフォンを1打差の単独2位で追走しているのが今季国内女子ツアーで初Vを飾った木戸愛。2位タイからスタートすると、4バーディ、4ボギー、1ダブルボギーの2オーバー74で回り、トップとの差を1ストローク縮め、好ポジションを確保している。

 その他上位陣は、通算1オーバー単独3位に金ナリ(韓)、通算2オーバー4位タイに上原彩子とテレサ・ルー(台)の2人。通算4オーバー10位タイに世界ランク1位のヤニ・ツェン(台)、キム・インキョン(韓)がつけている。藍と同じ12位タイにはイ・ナリ(韓)と米ツアー賞金ランク首位の朴仁妃(韓)、米ツアー挑戦を表明している有村智恵、全美貞(韓)らが通算7オーバー22位タイで決勝ラウンドに進出している。

 このほか、上田桃子、チェ・ナヨン(韓)、服部真夕が通算9オーバー41位タイ、横峯さくら、諸見里しのぶが通算10オーバー50位タイで予選突破。先の全英リコー女子オープンを制した申ジエ(韓)はカットラインぎりぎりの通算11オーバー57位タイで予選通過を果たしている。

 一方で、国内女子ツアー賞金ランク6位の笠りつ子がカットラインに1打及ばず通算12オーバー61位タイで予選落ちを喫している。

関連記事

  1. my caddie
  2. ツアーニュース
  3. 藍、12位タイに後退… フォンが依然単独トップ、美香は6位タイ
×