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ツアー10勝狙う池田が単独トップ! 丸山2位タイ、石川6位タイで追走

2012/10/05 17:15
ツアー10勝狙う池田が単独トップ! 丸山2位タイ、石川6位タイで追走

 

 国内男子ツアーのキヤノンオープンは5日、神奈川県の戸塚カントリー倶楽部を舞台に第2ラウンドの競技を終了。初日首位タイ発進の池田勇太が4つスコアを伸ばして通算10アンダーで単独トップに躍り出た。ザ・プレジデンツカップの副主将に選出された丸山茂樹が上平栄道らと共に3打差の2位タイ、石川遼は藤田寛之らと並び通算6アンダーの6位タイにつけている。

 今季初優勝をつかむべくこの日首位タイでスタートした池田は、出だし直後の2番で幸先良くバーディを奪うと、その後1つボギーを叩いたものの4番、6番、8番でバーディを重ねて3アンダーでハーフターン。後半は我慢のゴルフが続き1つスコアを伸ばすにとどまったが、4アンダー68でホールアウトし、後続に3打差をつけ単独首位で決勝ラウンドを迎えることとなった。

 2009年以来の勝利を目指す丸山は、前日4位タイと好位置につけるとこの日も好調を維持。インからスタートし12番でボギーを先行させたものの、すぐさま13番でバーディを奪い返すと、17番でもバーディを奪取して1アンダーで折り返す。後半も安定したゴルフを展開し、2バーディ、ノーボギーで回って3アンダー69。通算7アンダーまでスコアを伸ばして上平、ブラッド・ケネディ(豪)、黄重坤(韓)と並ぶ2位タイに浮上した。

 前日4位タイと好発進を切った石川はこの日、2番、5番でボギーを重ね序盤で躓く。それでも7番、8番で連続バーディを奪って悪い流れを断ち切ると、後半に3バーディ(1ボギー)を奪って2アンダー70。首位に4打差の6位タイと2年ぶりの優勝へ向けて好ポジションをキープしている。

 その他上位陣は、石川、藤田と並ぶ6位タイに賞金ランク2位のブレンダン・ジョーンズ(豪)、欧州ツアーを中心にプレーするジーブ・ミルカ・シン(インド)がつけ、通算5アンダー10位タイに武藤俊憲、すし石垣ら。賞金ランク6位の谷口徹が通算4アンダー15位タイに続き、通算3アンダー21位タイに近藤共弘、金庚泰(韓)、平塚哲二らが名を連ねている。

 このほか、前週プレーオフで惜しくも優勝を逃した片山晋呉が通算1アンダー40位タイに後退。ルーキーの藤本佳則が通算イーブンパー43位タイ、ディフェンディング・チャンピオンの久保谷健一が通算1オーバー55位タイとギリギリで予選通過を果たした。一方で、ルーキーの川村昌弘、深堀圭一郎がカットラインに1打及ばず、通算2オーバー62位タイで予選落ちとなっている。

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