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アジアシリーズ初戦に藍、美香、桃子が出場!

2012/10/11 10:21
アジアシリーズ初戦に藍、美香、桃子が出場!

 

 3人の日本勢が、シーズン終盤に突入した米女子ツアーで大暴れを目論んでいる。

 現地時間11日開幕のサイム・ダービーLPGAマレーシア(マレーシア、クアラルンプールG&CC)からアジアシリーズに突入した同ツアー。皮切りとなる同大会には、宮里藍、宮里美香、上田桃子の3人の日本勢が参戦する。藍は更なる飛躍を、美香は実力の証明であるツアー2勝目を、そして上田は復活への布石を求めてプレーする。

 今季3勝目を狙うエース、宮里藍は「3年連続で出場しているけど、この大会では余りいい結果が出せていない。それでもここには地元ファン、日本人ファンが来てくれて『ミヤザトサン!』と日本語で呼んでくれる。おかげでリラックスできて幸せな気持ちになる。今年は違う年の新しい大会。結果は自然についてくるでしょう」と、あくまでも前向きだ。

 残り6試合のうち5戦に出場することも決めており、現在の賞金ランキングは4位。首位のインビー・パーク(韓)とは約50万ドル(約4,000万円)差があるが「自分らしくプレーすれば結果は変わってくる」と、追い上げの気持ちはまだ捨てていない。

 他のアジア勢も元気いっぱいだ。連覇を狙うチェ・ナヨン(韓)は今季、全米女子オープンでも優勝しており、翌週のアジアシリーズ第2戦、LPGAハナバンク選手権(19〜21日/韓国、スカイ72GCオーシャンC)で地元に凱旋するのを楽しみにしているが、ここで連覇を果たせれば、さらに故郷に飾る錦がきらびやかになるとあってやる気満々だ。

 昨季大会では、圧倒的な強さを誇るライバル、ヤニ・ツェン(台)を撃破しての勝利とあって、自信を深めた思い出の大会。「アジアでプレーするのはホームタウンに帰ってきたみたいで大好き。いつもしているように次のレベルへのチャレンジをしたいと思っている」と、燃えている。

 予選ラウンドでは、ウェグマンズLPGA選手権や国内女子ツアーの日本女子オープンゴルフ選手権競技を制したシャンシャン・フェン(中)、ステイシー・ルイス(米)と同じ組でラウンド。他の組で回るツェンや全英リコー女子オープン女王、申智愛(韓)、藍、ポーラ・クリーマー(米)、スーザン・ピーターセン(ノルウェー)らをけん制しつつ、実力を発揮したいところだ。

 尚、アジアシリーズはLPGAハナバンク選手権の後も、サンライズLPGA台湾選手権(25〜28日/台湾、サンライズG&CC)、ミズノクラシック(11月2〜4日/三重県、近鉄賢島CC)と続く。その後ツアーはアジアを離れ、ロレーナ・オチョア招待(11月8〜11日/メキシコ、グアダラハラCC)、最終戦のCMEグループ・タイトルホルダーズ(11月15〜18日/米フロリダ州、ツインイーグルスGCイーグルC)の2試合を行ってシーズンを終了する。

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