B.コーリー、M.ドーソンが首位タイ発進！　今田は出遅れ…

　バド・コーリー（米）が昨年15位タイに入って今季の出場権を手にした大会で、ツアー初優勝に向けて首位発進を切った。

　米男子ツアーのフォールシリーズ第3戦、マクグラドレー・クラシック第1ラウンド（現地時間18日／ジョージア州、シー・アイランドGCシーサイドC）は、8アンダー62でプレーしたコーリーとマルコ・ドーソン（米）が首位を並走。2打差の3位タイでブー・ウィークリー（米）、グレッグ・オーウェン（英）、ロッド・パンプリング（豪）が追う展開となっている。

　ルーキーだったコーリーは昨季、同ツアーのトーナメントに8試合出場。フォールシリーズのフライズ・ドットコム・オープン単独3位、昨季大会15位タイと最後に追い上げて73万5,150ドル（約5,800万円）を獲得。賞金ランキング125位の選手以上の獲得賞金だったことで、今季の出場権を得た。おかげでQスクールに行くことなく、今季はこれまで27試合でプレー。ウィンダム選手権での単独3位など6試合でトップ10に入り、獲得賞金173万2,765ドル（約1億4000万円）で同ランク42位と堂々の成績を収めている。

　来年の心配はなく、欲しいのはただ初優勝。賞金ランキング125位以内に入って来季の出場権を得ようと必死の面々をヨソに、絶好のチャンスを生かしたいところだ。

　また、現在賞金ランキング104位で、27年連続で賞金ランキングトップ100以内の記録をかけてプレーしているデービス・ラブIII（米）が、5アンダー65で回って6位タイと好発進。ザック・ジョンソン（米）、デビッド・トムズ（米）、カミロ・ビジェガス（コロンビア）らと同じスコアの好位置から、虎視眈々と上位進出を狙っている。

　なお、賞金ランキング184位で稼がないと来季の出場権が危うい今田竜二は、パッティングが今ひとつで、3バーディ、3ボギー。イーブンパー70で首位に8打差の87位タイと出遅れており、いよいよ苦しくなった。