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米国勢強し! B.バン・ペルト&J.ダフナーがワンツー独占

2012/10/21 11:55
米国勢強し! B.バン・ペルト&J.ダフナーがワンツー独占

 

 最終ホールで20メートル近いバーディパットを捩じ込んだボ・バン・ペルト(米)が、世界ランク10位のジェイソン・ダフナー(米)に1打差をつけ単独トップに躍り出た。

 南半球に舞台を移した欧州ツアー、ISPSハンダ・パース・インターナショナルは現地時間20日、オーストラリアのレイクカリニーアップCCを舞台に第3ラウンドの競技を終了。首位に4打差の2位タイからスタートしたバン・ペルトが前日に続き5アンダー67の好スコアをマークし、通算12アンダーでトーナメントをリードした。

 1打差の単独2位にダフナー。前日単独トップの20歳エミリアーノ・グリッロ(アルゼンチン)は後半スコアを落とし、1オーバー73でホールアウト。通算10アンダーでバン・ペルトに2打差の単独3位に後退した。また通算7アンダー4位タイにアルハンドロ・カニサレス(スペイン)とデビッド・ハウエル(英)が並んでいる。

 世界ランク24位のバン・ペルトは単独首位に浮上しても「まだまだ沢山ゴルフは残っている。何があるかわからないよ」と浮かれず冷静に戦況を分析する。ただ最終ホールの20メートル弱のバーディパットを入れたことに関しては「明日に繋がる」と気分を良くしており、この勢いを最終日に持ち込みたいところである。

 だが1打差に迫るダフナーは今季米男子ツアーで2勝を挙げ、ライダーカップにも出場した強豪。「現実的に優勝を狙える位置にいられることが大事。無理せず淡々と自分のゴルフをしたい」と言うダブナーをバン・ペルトも警戒しており、「日々乾いて硬くなるグリーンを攻略するためにはフェアウェイキープが絶対条件になる」(バン・ペルト)とショットの精度で勝負することを改めて胸に誓った。

 最終日はアメリカ勢同士の優勝争いに注目だ。

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