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石川、18番のダボで7位タイ後退 金庚泰が単独首位キープ

2012/10/27 17:01
石川、18番のダボで7位タイ後退 金庚泰が単独首位キープ

 

 国内男子ツアーのマイナビABCチャンピオンシップゴルフトーナメントは27日、兵庫県のABCゴルフ倶楽部を舞台に第3ラウンドの競技を終了。前日単独トップの金庚泰(韓)が1アンダー71で回って通算13アンダーとし、首位の座を守り今季2勝目に王手をかけた。3位タイからスタートした石川遼は最終18番でダブルボギーを叩き、1アンダー71にとどまって通算9アンダーの7位タイに後退している。

 前日、単独首位に躍り出た金庚泰はこの日、出だし1番でボギーを先行させるも、6番、7番で連続バーディを奪い1アンダーで折り返す。後半はしばらくパープレーが続き15番でようやくバーディを奪ったが、最終18番で池につかまりボギーを叩いて1アンダー71でホールアウト。通算13アンダーで後続に1打差ながら単独トップで最終日を迎えることになった。

 今季初勝利を目指し3位タイの好位置からスタートした石川は、4番でバーディを奪い1アンダーでハーフターン。後半も14番、15番で連続バーディを奪取し上位をキープしていたが、最終ホールに落とし穴が待ち受けていた。ティーショットをバンカーに入れると、第3打のウォーターショットがグリーンに届かず池につかまり痛恨のダブルボギー。結局1アンダー71止まりで通算9アンダー7位タイに順位を下げた。それでも首位の金庚泰とは4打差と優勝射程圏内をキープしている。

 その他上位陣は、首位に1打差の単独2位に宮本勝昌、2打差の3位タイに横尾要とI・J・ジャン(韓)。通算10アンダー5位タイにルーキーの藤本佳則と丸山大輔の2人がつけ、石川と並ぶ7位タイに金度勲(韓)、キラデク・アフィバーンラト(タイ)が続いている。また、前週優勝の谷口徹が通算8アンダー10位タイ、宮里優作、宮里聖志兄弟が通算7アンダー15位タイにつけている。

 一方で現在賞金ランキング首位の藤田寛之は1オーバー73とこの日もスコアを落とし、片山晋呉らと並ぶ通算1オーバー51位タイに順位を落としている。

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