ツアーニュース

S.ルイスが7打差逆転で今季4勝目! イ・ボミ単独2位、上原は単独3位

2012/11/04 17:07
S.ルイスが7打差逆転で今季4勝目! イ・ボミ単独2位、上原は単独3位

 

 国内女子ツアーの一戦で米女子ツアーのアジアシリーズ最終戦でもあるミズノクラシックは4日、三重県の近鉄賢島カンツリークラブを舞台に最終ラウンドの競技を終了。この日首位と7打差の8位タイからスタートしたステイシー・ルイス(米)が10バーディを奪う猛チャージを披露し、通算11アンダーまでスコアを伸ばして大逆転優勝を飾った。前日単独トップのイ・ボミ(韓)はスコアを伸ばせず、米ツアー今季4勝目を挙げたルイスに1打差の単独2位に終わった。日本勢トップは通算9アンダー単独3位に入った上原彩子だった。

 首位と7打差の通算3アンダー8位タイで最終日を迎えたルイスは、出だし2ホール連続バーディで最高の滑り出しを見せると、続く3番をボギーとしたものの4番、7番とバーディを重ねて3アンダーでハーフターン。後半に入るとさらにギアが上がり、13番までに3つバーディ(1ボギー)を奪って2つスコアを伸ばすと、勝負どころの16番、17番で連続バーディを決めてついにイ・ボミに並び首位タイに。さらに最終18番でもバーディを奪取し単独トップに浮上してホールアウト。後続のイ・ボミら上位陣が追いつくことができなかったため、今季4勝目を手にした。

 前日8アンダー64をマークし、後続に4打差をつけて単独首位に立ったイ・ボミは、前半を1アンダーで回るも後半に1バーディ、2ボギーと1つスコアを落としてイーブンパー72。通算10アンダーにとどまり、米ツアー初勝利、国内女子ツアー2勝目を惜しくも逃している。

 日本勢トップに入ったのは前日3位タイにつけた上原。前半4バーディ、ノーボギーの猛攻で首位のイ・ボミに詰め寄ると、後半は2バーディ、1ボギーで回り5アンダー67でフィニッシュし、ルイスには2打及ばなかったものの単独3位で大会を終えた。

 その他上位陣は、ここのところ復調の兆しを見せるヤニ・ツェン(台)が4つスコアを伸ばし通算7アンダー単独4位。通算6アンダー5位タイにチェ・ナヨン、ジェニー・シン、ソ・ヒキョンの韓国勢に加え、アンナ・ノードクイスト(スウェーデン)が入った。

 このほか、この日単独2位でスタートした森田理香子が通算5アンダー9位タイ。横峯さくらが申ジエ(韓)と並び通算4アンダー14位タイ、宮里美香は飯島茜、酒井美紀、表純子、朴仁妃(韓)らと並んで通算3アンダー17位タイで3日間の競技を終えている。

 一方で、連覇を狙った上田桃子は1つスコアを落として通算2アンダーで前日の8位タイから27位タイに順位を落として終戦。来季米ツアー参戦を目指す有村智恵は通算11オーバー76位タイの下位に沈んだ。

関連記事

  1. my caddie
  2. ツアーニュース
  3. S.ルイスが7打差逆転で今季4勝目! イ・ボミ単独2位、上原は単独3位
×