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R.マキロイ屈辱の予選落ち 首位M.キャンベル、片岡6位タイ浮上!

2012/11/17 10:27
R.マキロイ屈辱の予選落ち 首位M.キャンベル、片岡6位タイ浮上!
UBS香港オープン2日目。欧米両ツアー同時賞金王に輝いたばかりのR.マキロイだが、通算5オーバー88位タイに沈み、まさかの予選落ちに終わった。(写真提供:AP/アフロ)

 

 2005年の全米オープンチャンピオン、マイケル・キャンベル(ニュージーランド)が久々に表舞台に帰って来た。

 欧州、アジアン両ツアー共催のUBS香港オープンは現地時間16日、香港GCを舞台に第2ラウンドの競技を行い、この日7バーディ、1ボギーの6アンダー64をマークしたキャンベルが通算9アンダーで単独トップに躍り出た。

 メジャータイトルホルダーながらここ2年で予選を通過したのは4回だけ。一時は世界ランキング1,000位圏外に去るほど泥沼のスランプに苦しんだキャンベルだが、今季は徐々に調子を取り戻し、ポルトガル・マスターズで単独3位に入ってようやく世界ランクを339位まで上げた矢先の優勝争いとなった。

「今日はティーからグリーンまですべてが良かった。肝心のパットも入ってくれたし、週末に向け優勝を狙えるポジションに立てたことが嬉しい」と久し振りの優勝争いに興奮を隠せないキャンベル。単独首位の彼が43歳なら、1打差の2位タイにつけるミゲール・A・ヒメネス(スペイン)は48歳、同じく2位タイのチャン・リャンウェイ(中)は47歳とリーダーボードの上位にはベテランが顔を揃えている。

 そんな中でショッキングだったのは、前週のバークレイズ・シンガポール・オープンで欧米両ツアー同時賞金王を確定させたローリー・マキロイ(北アイルランド)の予選落ち。ディフェンディング・チャンピオンとして今大会を盛り上げるはずだったが、ダブルボギーあり4パットありの乱調で通算5オーバー88位タイに沈み決勝ラウンド進出を逃した。これに対して首位を行くキャンベルは「これで皆にチャンスが生まれたね」とジョークを交え笑みを浮かべた。

 また、特筆すべきはアジアを中心に活動し、日本勢で唯一この大会に出場している片岡大育が3アンダー67の好スコアをマークし、通算5アンダーで6位タイに浮上したこと。片岡は2番から7番までの6ホールで3連続を含む5バーディを量産し、前日の17位タイからトップ10圏内へと躍進した。

 その他、2週連続優勝を狙うマッテオ・マナセロ(伊)はホセ・マリア・オラサバル(スペイン)らと並び通算3アンダー13位タイ、マット・クーチャー(米)が通算2アンダー20位タイにつけている。

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