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新女王の全美貞、単独首位キープ! 佐伯が1打差追走

2012/11/17 15:38
新女王の全美貞、単独首位キープ! 佐伯が1打差追走

 

 国内女子ツアーの今季フルフィールド最終戦となる大王製紙エリエールレディスオープンは17日、福島県の五浦庭園カントリークラブを舞台に第2ラウンドの競技を終了。今季の賞金女王に輝いたばかりの全美貞(韓)が2アンダー70で回り、通算8アンダーで単独トップをキープした。1打差の単独2位に佐伯三貴、3打差の3位タイに井芹美保子、ニッキー・キャンベル(豪)の2人がつけている。

 今大会直前に今季の賞金女王タイトルを手にした全は、勢いそのままに初日単独トップ。各選手がスコアメイクに苦しんだこの日は、前半を2バーディ、2ボギーのイーブンパーで折り返すも、後半の12番、13番で連続バーディを奪取する。15番で1つスコアを落としたものの、最終18番をバーディで締めくくって2アンダー70でホールアウト。新女王の貫禄を見せ付け、しっかり単独首位の座を堅守した。

 前日単独2位につけた佐伯は、この日もしっかり全を追走。出だしこそボギーを叩いて躓いたが、4番、5番で連続バーディを奪い返す。1アンダーで折り返した後半はしばらくパープレーが続いたものの、16番でバーディを奪って全に並び首位タイに。最後は18番がパーにとどまったため、首位で最終日を迎えることはできなかったが、1打差単独2位の好位置から逆転優勝を狙っている。

 その他の上位陣は、通算3アンダー5位タイに木戸愛、不動裕理、北田瑠衣、金ナリ(韓)がつけ、通算2アンダー9位タイに服部真夕ら4人。今季初勝利を目指す横峯さくらは、上田桃子、笠りつ子らと並び通算イーブンパー17位タイで決勝ラウンドに進出した。

 一方、ディフェンディング・チャンピオンの李知姫(韓)は3オーバー75を叩いて、諸見里しのぶ、森田理香子らと並ぶ通算2オーバー34位タイに後退している。

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