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世界No.1&2のR.マキロイとL.ドナルドが首位並走

2012/11/24 09:09
世界No.1&2のR.マキロイとL.ドナルドが首位並走
欧州ツアー今季最終戦のDPワールドツアー選手権 ドバイは、第2ラウンドを終えて世界ランクNo.1&2のR.マキロイ(写真)とL.ドナルドが首位に並ぶ展開となっている。(写真提供:AP/アフロ)

 

 初日単独首位発進のルーク・ドナルド(英)に世界ランク1位のローリー・マキロイ(北アイルランド)らが並び、いよいよ大会も盛り上がりを見せてきた。

 賞金ランキングトップ60のみが出場を許される欧州ツアー今季最終戦、DPワールドツアー選手権 ドバイは現地時間23日、UAEのフメイラー・ゴルフ・エステイツを舞台に第2ラウンドの競技を終了。6バーディ、1ボギーの5アンダー67をマークしたマキロイが、初日のトーナメントリーダーであるドナルド、そしてマーク・ウォーレン(スコットランド)と通算11アンダーで並びトップタイグループを形成した。

 1打差の4位タイにルイス・ウーストハウゼンとブランデン・グレイスの南アフリカコンビが続き、通算9アンダー6位タイにリッチー・ラムゼイ(スコットランド)、チャール・シュワーツェル(南ア)の2人。前週のSAオープン選手権で5年ぶりの復活Vを遂げたヘンリック・ステンソン(スウェーデン)が通算8アンダーでニコラス・コルサーツ(ベルギー)、ジャスティン・ローズ(英)、ピーター・ハンソン(スウェーデン)らと並び8位タイにつける展開となっている。

 快調なゴルフでトップ(タイ)に躍り出たマキロイだが、体調は万全ではなかった。「初日が終わってホテルに戻ったら頭痛と熱でぐったりした。おそらく熱中症かなにかだと思うけれど、薬を飲んで休んだら少し良くなった。でも今日もやはり体調は良くなかったんだ」と打ち明けたマキロイ。だが欧米両ツアー賞金王としての意地とプライドが灼熱のドバイで炸裂。2日間を通してボギーわずか1個の安定したゴルフでポールポジションをゲットした。

 一方、前週国内ツアーのダンロップフェニックストーナメントで圧勝を飾り、タイガー・ウッズ(米)を抜いて世界ランク2位に返り咲いたドナルドも安定感は抜群だった。「36ホールノーボギーだから内容的には非常に良い。でも3〜5メートルのバーディチャンスを今日は決めることが出来なくて残念。ただ全体として大きなトラブルもなかったしパターで凌いだ場面もあるし納得のラウンドだった。週末が楽しみ」と2週連続優勝に意欲を見せた。

 104万1,429ユーロ(約1億1,000万円)の高額優勝賞金をかけたツアー最終戦は、実力者たちが上位を賑わす願ってもない展開。優勝争いから目が離せそうにない。

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