ツアーニュース

疑惑渦中のV.シンがドタキャン

2013/02/01 09:50
疑惑渦中のV.シンがドタキャン

 

 薬物疑惑の真っ只中にいるビジェイ・シン(フィジー)が出場予定だった現地時間31日開幕の米男子ツアー、ウェイスト・マネージメント・フェニックス・オープン(アリゾナ州、TPCスコッツデール)を直前になって腰痛を理由に欠場した。

 先週発売のスポーツ・イラストレイテッド誌に禁止薬物の『IGF-1』を含有するスプレー(シカの枝角を原料とする)を購入し、使用していたと報じられたシン。大会を前に記事に対してのコメントを発表していた。

 内容は「シカの枝角スプレーを使用していた間、PGAツアーのアンチ・ドーピング・ポリシーで禁止されている物質が含まれていると思ったことはない。このスプレーに禁止物質が含まれているとわかったとき、私は本当にショックを受けたし、自分の置かれた立場に怒りすら覚えた。この件に関してはPGAツアーと相談しています。今はこれ以上、お話しできることはありません」と言うもの。簡単に言えば、基本的にスプレー使用の事実は認めており、今後の対応を検討中というものだった。

 アラバマ州でジムを経営するS.W.A.T.S(スポーツ・ウィズ・オルタネーティブズ・トゥ・ステロイズ)という会社からスプレーを買い、そのヘビーユーザーだったと言われたシンが今後どうなるのか。ツアー側の対応とともに事態の推移から目が離せない。

関連記事

  1. my caddie
  2. ツアーニュース
  3. 疑惑渦中のV.シンがドタキャン
×