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欧州ツアーの将来を担う2人が好発進

2013/02/02 12:08
欧州ツアーの将来を担う2人が好発進

 

 23歳と22歳の若手2人が欧州ツアーで存在感を示している。

 欧州ツアー中東シリーズ第3戦、オメガ・ドバイ・デザート・クラシック第2ラウンド(現地時間1日/UAE、エミレーツGC)の競技を終えて、首位に1打差の2位タイにつけているトービヨン・オルセン(デンマーク)とトミー・フリートウッド(英)の2人がそれだ。

 昨年のシチリアン・オープンでツアー初優勝を飾っているオルセンは、「23歳だから、もちろんまだ勉強することがいっぱいある。でもいい方向に進化しているし、今はとても前向きに進んでいるんだ。自信もついてきたし、できることをしているから、週末はいい方向へ転がればいいな」と白い歯を見せた。

 一方、フリートウッドは欧州チャレンジツアー(下部ツアー)でこそ勝っているものの、レギュラーツアーでは未勝利のルーキー。それだけに「うまく行かないときに、どうすればいいのかを学んだ。練習を続け、いいプレーをすることがどれほど大変なことかわかり、少しだけ目が開いた気がする」とひたすら前を向いて初の栄冠を狙っている。

 渋いベテランと各国から集まった若手が入り混じって戦うのが欧州ツアーのいいところ。それがライダーカップで米国チームを圧倒するような強さの秘密でもある。この2人のような若手の活躍こそ、その原動力。週末の戦いぶりに期待したい。

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