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P.ミケルソン、今季初優勝へ6打差単独首位!

2013/02/03 10:12
P.ミケルソン、今季初優勝へ6打差単独首位!
米男子ツアーのフェニックス・オープン3日目。P.ミケルソンが7アンダー64の好スコアで単独首位をキープし、今季初Vと大会3勝目に王手をかけた。(写真提供:AP/アフロ)

 

 大ギャラリーの歓声が止まらない。フィル・ミケルソン(米)が第二の故郷でファンを熱狂させるプレーを続けている。

 アリゾナ州立大学時代を過ごしたアリゾナ州フェニックス郊外のTPCスコッツデールが舞台の米男子ツアー今季第5戦、ウェイスト・マネージメント・フェニックス・オープンは現地時間2日、第3ラウンドの競技を終了。4打差単独首位からスタートしたミケルソンはフロントナインこそ2バーディとスコアを伸ばし切れなかったが、終盤に入るとその鬱憤を晴らすかのような怒涛のバーディラッシュを見せた。

 13番でこの日3つ目のバーディを奪うと、15番でもバーディ。そして世界一ギャラリーがヒートアップすると言われる16番パー3で9番アイアンを握ると、カップの横にピタリ。このホールをバーディとすると、17番、18番でもバーディを奪って上がり4連続バーディで大観衆を沸かせた。結局この日はノーボギーの7アンダー64をマークして通算24アンダーとし、単独2位のブラント・スネデカー(米)に6打差をつけ今季初優勝と大会3勝目に王手をかけている。

 大観衆が集まることで知られる今大会、この日のギャラリー数は17万9,022人。これは昨年の17万3,210人の記録を上回るもので、第3ラウンドを終えての合計もすでに46万7,030人を数えた。2008年に作られたトーナメントウィークでの53万8,356人という記録を軽く塗り替えそうな勢いを見せている。人気者のミケルソンの好調さが理由なのは明らかで、最終日もこのままの勢いで世界中のファンを熱狂させて欲しいものだ。

 その他上位陣は、通算16アンダー3位タイにパドレイ・ハリントン(アイルランド)、ライアン・ムーア(米)がつけ、通算15アンダー単独5位にトロイ・マッテソン(米)。通算14アンダー6位タイにビル・ハース(米)、ブレンダン・スティール(米)が続いている。

 また、ハンター・メイハン(米)、アンヘル・カブレラ(アルゼンチン)らが通算12アンダー12位タイ、キーガン・ブラッドリー(米)が通算10アンダー26位タイ、ブッバ・ワトソン(米)は通算8アンダー35位タイとなっている。

 尚、今季から米ツアーを主戦場に戦っている石川遼は、3試合連続となる予選落ちを喫し、すでに姿を消している。

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