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ダブル宮里が10位タイ発進! 単独首位はS.ルイス

2013/02/22 09:56
ダブル宮里が10位タイ発進! 単独首位はS.ルイス

 

 米女子ツアー今季第2戦、ホンダLPGAタイランドは現地時間21日、タイのサイアムCCを舞台に第1ラウンドの競技を終了。キャリアハイに並ぶ9アンダー『63』でプレーしたステイシー・ルイス(米)が単独首位に立ち、3打差でカリーン・イシャー(仏)が追う展開となっている。

 昨季のプレーヤー・オブ・ザ・イヤー(年間最優秀選手賞)のルイスは、フロントナインで1イーグル、4バーディと爆発すると、後半も16番のボギー以外は絶好調。「3番で第2打が直接カップインするイーグルを奪ってから、ショットに自信が増していいスイングができるようになった」と満面の笑みを浮かべた。昨季4勝、2011年のクラフト・ナビスコ選手権を含めてツアー5勝の実力者が、今季もさらに成長してシーズンインしているようだ。

 期待の日本勢は、宮里藍、宮里美香の2人が3アンダー69で首位に6打差ながら10位タイとまずまずのスタートを切り、これが2戦目となるルーキーの上原彩子も2アンダー70で20位タイ。久々に米ツアー参戦となった諸見里しのぶも1アンダー71で26位タイと好発進している。対照的にいきなり出遅れたのが、3オーバー75で54位タイの上田桃子と昨年プロ合格したばかりの比嘉真美子。比嘉は8オーバー80を叩き、出場70選手中最下位となる単独70位で初日を終えた。

 昨季大会ではヤニ・ツェン(台)と優勝争いの末、単独2位となっている藍は、4バーディ、1ボギーと落ち着いたプレーでラフの長い難コンディションをしっかりと乗り切った。ツアー2勝目を狙う美香は、クラブ契約を一新しながら、昨季フェアウェイキープ率No.1のショットの精度はしっかりと保って、5バーディ、2ボギー。どちらも上位グループにくらいついている。

 その他の主な選手では、首位に4打差の3位タイグループに昨季の賞金女王インビー・パーク(韓)、カトリオーナ・マシュー(スコットランド)がつけ、15歳のアマチュア、リディア・コ(ニュージーランド)、朴セリ(韓)がダブル宮里と同じ10位タイ。前週、コを逆転で撃破して優勝を飾っている申智愛(韓)は上原と並ぶ20位タイ、3連覇を狙うツェンは3オーバー75で54位タイと出遅れている。

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