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日本勢明暗 石川11ランクアップ 今田予選落ち

2013/03/09 10:08
日本勢明暗 石川11ランクアップ 今田予選落ち

 

 アメリカ本格参戦1年目の石川遼が昨年単独2位に入った相性の良い大会で今季2度目の予選突破を果たした。

 世界ゴルフ選手権(WGC)シリーズの今季第2戦、キャデラック選手権(7〜10日/フロリダ州、TPCブルーモンスター at ドラル)と同週開催の米男子ツアーのプエルトリコ・オープン(プエルトリコ、トランプインターナショナルGC-プエルトリコ)は現地時間8日、第2ラウンドの競技を終了。初日42位タイと出遅れた石川は5バーディ、1ボギーの4アンダー68とまずまずのスコアをマーク。通算6アンダーとし11ランクアップの31位タイで決勝ラウンド進出を決めた。

 しかしもう1人の日本勢、今田竜二は2日連続1アンダー71の平凡なスコアで通算2アンダー止まり。カットラインにわずか1打足りず予選をクリアすることは出来なかった。8年間守り続けてきたシード権を手放した今田は今季、出場出来る試合が限られている。少ないチャンスを活かしたいところだったが無念の予選敗退となった。

 上位争いは2日連続7アンダー65をマークし通算14アンダーまでスコアを伸ばしたアンドレス・ロメロ(アルゼンチン)が単独トップの座をキープ。1打差の単独2位にスコット・ブラウン(米)が続き、今季欧州ツアールーキーとしてヨーロッパで好調なプレーを続けているアクシネット社の御曹司、ピーター・ユーライン(米)が通算12アンダー3位タイの好位置につけている。

 全米アマチュアチャンピオンのタイトルを持つ23歳のユーラインは、次週も欧州ツアーが開催されるインドに飛ぶことになっているが、今週トップ10に入れば米ツアーのフロリダシリーズ第3戦タンパベイ選手権出場のチャンスが巡って来る。

「タンパベイの開催コース、インニスブルックは自分がもっとも好きなコースの1つ。スケジュールを変更することが出来るかは自分次第」とトップ10入りを目指し、若武者は自らに気合いを入れ直していた。

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