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目の覚めるようなプレーを披露したR.マキロイ

2013/03/11 11:09
目の覚めるようなプレーを披露したR.マキロイ

 

 ローリー・マキロイ(北アイルランド)がようやく世界ランキングNo.1らしいゴルフを見せた。

 今季からクラブ契約を一新、意気揚々と新シーズンに臨んだはずのマキロイだったが、シーズン初戦(欧州ツアー)でまさかの予選落ち、2戦目のWGC-アクセンチュア・マッチプレー選手権は1回戦負け、そして3戦目のザ・ホンダ・クラシックでは親知らず痛で棄権とこれまで結果を残せずに苦しんでいた。だが、現地時間10日に行われた世界ゴルフ選手権(WGC)シリーズの今季第2戦、キャデラック選手権最終ラウンド(フロリダ州、TPCブルーモンスター at ドラル)で、1イーグル、5バーディの7アンダー65を叩き出し、8位タイに入って存在感を見せたのだ。

「ひどい状態で今週の大会入りしていた。今日のようなプレーとは程遠かったというのが正直なところ」と苦笑しながら打ち明けたマキロイ。「今日のようなプレーが何度かできれば、自信を取り戻すことができていいだろう。多分ゴルフが悪ければ世界の終わりのように感じるけど、いいプレーができればまたハッピーになるんだ」と気持ちの問題も大きいことを率直に口にした。

 シーズン最初のメジャー、マスターズまで残り約1か月だが、マキロイに焦りはない。今大会の翌日には、アーニー・エルス(南ア)のチャリティイベントでプレーし、ウイークエンドは破局の噂もあった恋人のカロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)とマイアミで過ごす予定もある。その後、シェル・ヒューストン・オープン(28日〜31日/テキサス州、レッドストーンGCトーナメントC)を経て大一番に臨む予定。マキロイはゆっくりとマイペースでメジャー3勝目に向けての道を歩んでいるようだ。

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