藤本が単独トップ！　2週連続V狙う森田、横峯は34位タイ発進

　国内女子ツアー今季第2戦、ヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップが15日、高知県の土佐カントリークラブを舞台に開幕。7バーディ、1ボギーの6アンダー66をマークした藤本麻子が単独トップに立った。2打差の2位タイに昨季賞金女王の全美貞（韓）、成田美寿々ら4人がつけ、2週連続Vを狙う森田理香子、前週の雪辱を期す横峯さくらは揃ってイーブンパー72で回り34位タイ発進となっている。

　2011年以来のツアー2勝目を目指す藤本は序盤こそ、2番バーディのあと、3番でボギーと足踏みしたものの、その後怒涛のバーディラッシュを披露。5番、6番で連続バーディを奪うと、9番もバーディとして3アンダー33で折り返す。後半も12番、13番、16番でバーディを重ねて6アンダー66でホールアウト。2年ぶりにツアー優勝に向けて最高のスタートを切った。

　前週プレーオフの末に横峯を破りツアー通算3勝目を飾った森田は、2週連続優勝を果たすべく初日に臨んだが、この日は我慢のゴルフとなった。出だし1番でバーディを奪ったものの、4番、5番で連続ボギーを叩く。8番でバーディを奪い返しイーブンパーに戻して前半を終えたが、後半も流れを変えられずに1バーディ、1ボギー。2バーディ、2ボギーのイーブンパー72で回った横峯、木戸愛らと並んで34位タイで初日の競技を終えた。

　その他上位陣は、3アンダー69の6位タイに李知姫（韓）、菊地絵理香、穴井詩らがつけ、1打差の13位タイに不動裕理、馬場ゆかり、佐伯三貴、斉藤愛璃ら。1アンダー71の20位タイに諸見里しのぶ、原江里菜、若林舞衣子など実力者が名を連ねている。

　一方、2010年、11年の賞金女王アン・ソンジュ（韓）は2オーバー74のラウンドで55位タイ。さらに服部真夕が4オーバー76の73位タイ、笠りつ子が5オーバー77の84位タイと強豪勢が出遅れている。