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J.レナードが久々首位タイ! 5打差に34人がひしめく大混戦

2013/03/17 09:35
J.レナードが久々首位タイ! 5打差に34人がひしめく大混戦

 

 上位が揃ってスコアを崩したことで混戦模様に拍車がかかり、正確なショットを武器に戦うベテラン勢が優勝戦線に浮上した。

 米男子ツアーのタンパベイ選手権は現地時間16日、フロリダ州のインニスブルック・リゾートを舞台に第3ラウンドの競技を終了。初日からトーナメントを引っ張ったルーキーのショーン・ステファニー(米)、1打差の2位タイからスタートしたアダム・スコット(豪)ら上位陣が揃ってオーバーパーを叩く中、この日リーダーボードを駆け上がったのはツアー通算12勝のベテラン、ジャスティン・レナード(米)だった。

 1997年の全英オープン覇者は5バーディ、1ボギーの4アンダー67をマークし、通算6アンダーでホールアウト。ケビン・ストリールマン(米)、ジョージ・コージー(南ア)と並び首位タイに躍り出た。

 久々の優勝争いに「気分がいいね」と笑顔を見せたレナード。24歳の若さでメジャーチャンピオンに輝いたレナードも不惑の40歳を迎え4人の子供の父親となった。「風向きが昨日までとは違って非常に難しかった。グリーンもさらに硬さと速さを増しタフなコンディションだったけれど、ティーショットでフェアウェイを外したホールが1つもなかったのが大きかった。2打目を積極的に狙っていけたしパットも入ってくれた」と好調なラウンドに納得の表情を見せた。

「まだ土曜日。あと1日ある。優勝争いの緊張感を楽しみたい」と気を引き締めつつも、2008年のスタンフォード・セントジュード選手権以来のツアー通算13勝目に照準を合わせていた。

 その他上位陣は通算5アンダー4位タイにジム・フューリック(米)、グレッグ・チャーマーズ(豪)らが続き、前日トップのステファニーが通算4アンダーでディフェンディング・チャンピオンのルーク・ドナルド(英)、19歳の新鋭ジョーダン・スピース(米)らと並び8位タイに後退。パットの不調でこの日5つスコアを落としたスコットは通算1アンダー21位まで順位を下げた。誰が勝ってもおかしくない展開を制し最後に笑うのは果たして…?

 尚、石川遼は予選ですでに姿を消している。

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