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全がプレーオフ制し今季初V! 森田は単独3位、原4位タイ

2013/03/17 17:27
全がプレーオフ制し今季初V! 森田は単独3位、原4位タイ

 

 国内女子ツアー今季第2戦、ヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップは17日、高知県の土佐カントリークラブを舞台に最終ラウンドの競技を終了。昨季の賞金女王、全美貞(韓)が通算9アンダーで並んだヤング・キム(韓)とのプレーオフを制し、2013年シーズン初勝利を挙げた。ホステスプロで前日単独2位の原江里菜は通算7アンダー4位タイに終わった。

 首位に2打差の3位タイから最終日をスタートさせた全とキム。この日は全が5アンダー、2ボギーの3アンダー69で先にホールアウトすると、キムも5バーディ、2ボギーの3アンダー69でプレー。両者ともに通算9アンダーとし、韓国勢同士のプレーオフに突入した。そして18番で行われた1ホール目、全がきっちりパーをセーブしたのに対し、キムはパーパット外し痛恨のボギーを叩いて勝負あり。全が今季初、昨年10月の樋口久子 森永製菓ウイダーレディス以来となるツアー通算22勝目を飾っている。

 日本勢最高位に入ったのは、先週行われた開幕戦、ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメントを制している森田理香子。この日は前半1番と3番で幸先良くバーディを奪うも、4番をボギーとしたあとは14番までスコアカード通りの我慢のプレーが続いた。しかし勝負どころの15番から怒涛の上がり4連続バーディで通算8アンダーまでスコアを伸ばしてホールアウト。プレーオフにあと1打届かず開幕2連勝はならなかったが、単独3位の好位置で3日間の競技を終えている。

 その他上位陣では、原と並ぶ通算7アンダー4位タイに菊地絵理香、穴井詩、イ・ボミ(韓)、李知姫(韓)ら。通算6アンダー12位タイにアン・ソンジュ(韓)、不動裕理、馬場ゆかり、茂木宏美と実力者が名を連ねた。また、前週プレーオフで森田に敗れた横峯さくらは後半に5バーディを奪う猛チャージで4アンダー68をマークし、通算5アンダーとして16位タイに食い込んだ。

 このほか、前日単独首位のリ・エスド(韓)は『76』と崩れて、斉藤愛璃、佐伯三貴らと並び通算4アンダーの18位タイ、初日単独トップの藤本麻子は通算2アンダー31位タイ、諸見里しのぶは通算2オーバー44位タイに終わっている。

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