M.アレン昨年の雪辱果たし逆転V！　B.ランガー1差に泣く

　昨年最終日に6アンダー66の猛チャージで優勝まであと一歩と迫りながら単独2位に終わったマイケル・アレン（米）が雪辱を果たした。

　米チャンピオンズツアーのミシシッピーガルフ・リゾート・クラシックは現地時間24日、ミシシッピー州のフォールンオークGCを舞台に最終ラウンドの競技を終了。この日8位タイからスタートしたアレンが前半3番から5連続バーディで混戦を抜け出し5アンダー67でホールアウト。通算11アンダーとし逆転で今季初、ツアー通算4勝目を達成した。

　アレンは昨年最終日にスコアを伸ばし一時首位を行くフレッド・カプルス（米）に並びかけたが、最後はカプルスがバーディフィニッシュで僅差の優勝をもぎ取った。雪辱を期したアレンはこの日ショット、パットともに絶好調。優勝を意識した終盤に3つボギーを叩いて後続に迫られたが、今季2勝目を狙ったベルンハルト・ランガー（独）に1打差をつけ優勝を飾った。

　ランガーは今季出場5試合目で4回目のトップ3入り（単独2位）。通算8アンダー3位タイにトム・パーニスJr.（米）、ラス・コクラン（米）らが入り、ルーキーのロッコ・メディエート（米）が最終日に5アンダー67をマークし通算6アンダー。前日の31位タイから6位タイに食い込んだ。

　メディエートと同じ6位タイに前週優勝のデビッド・フロスト（南ア）、ピーター・シニア（豪）、マーク・オメーラ（米）。ディフェンディング・チャンピオンのカプルスは通算4アンダー12位タイで3日間の競技を終えている。