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横尾、2位タイで7年ぶりVならず… 優勝は崔虎星、池田は7位タイ

2013/03/31 20:42
横尾、2位タイで7年ぶりVならず… 優勝は崔虎星、池田は7位タイ

 

 ワンアジアツアーとの共催で行われていた国内男子ツアーアジアシリーズ第2戦、インドネシアPGA選手権は現地時間31日、インドネシアのエメラルダGCを舞台に最終ラウンドの競技を終了。最終組が最終ホールをラウンド中に雷により中断したが、18番を単独トップで迎えた崔虎星(韓)が通算19アンダーで優勝を飾った。前日のトーナメントリーダー横尾要は通算17アンダーで2位タイにとどまった。

 前日首位に1打差の2位タイグループにつけた崔はこの日、1番でいきなりイーグルを奪い首位に躍り出ると、その後はスコアカード通りの展開が続くも12番、13番で連続バーディ。終盤の17番と、約2時間半に及ぶ中断後に再開された最終18番でもバーディを奪って後続に2打差をつけ勝利を手にした。

 一方、単独トップで最終日を迎えた横尾は前半にスコアを1つ落とし、優勝争いから1歩後退。後半に3つバーディを奪ったものの、2アンダー70のラウンドで首位の座をキープできず。通算17アンダー2位タイに終わり、2006年以来7年ぶりの優勝を逃した。

 12位タイからスタートした谷原秀人は序盤にバーディを重ね3アンダーで折り返す。後半は2バーディ、1ボギーのラウンドで4アンダー68でホールアウト。通算16アンダーとして、この日1イーグル、2バーディ、2ボギーで回った武藤俊憲と共に5位タイに入った。

 前日武藤らと同じく2位タイの池田勇太は、出だし3ホールで2バーディを奪う好調な立ち上がりだったが、5番でボギーを叩くと7番で痛恨のダブルボギー。1オーバーで折り返した後半も11番でボギーを叩きリーダーボードを後退する。それでも最後に選手会長の意地を見せ、14番でバーディを奪うと17番でイーグル奪取に成功。1アンダー71にスコアをまとめ、通算15アンダー7位タイと国内での開幕戦を前に好成績でアジアシリーズを終えた。

 その他上位陣は、ジュビック・パグンサン(フィリピン)、宋永漢(韓)の2人が通算17アンダーで横尾と並び2位タイ、タワン・ウィラチャン(タイ)、スコット・ストレンジ(豪)らが池田と並ぶ7位タイに入った。さらに矢野東が通算14アンダー11位タイ、片山晋呉、呉阿順(中)の2人が通算13アンダー15位タイ、藤本佳則は通算11アンダー18位タイで4日間の競技を終えている。

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