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混戦抜け出しS.マッキャロン9年ぶりV王手!

2010/07/18 11:16
混戦抜け出しS.マッキャロン9年ぶりV王手!

 

 ツアー通算3勝のベテランが9年ぶりの優勝に王手をかけた。全英オープンと同週開催の米男子ツアー、リノ・タホ・オープン(ネバダ州モントリューG&CC)は現地時間17日、第3ラウンドの競技を行った。この日10位タイからスタートした45歳のスコット・マッキャロン(米)が5アンダー67をマークし、ただひとりスコアを二桁(通算10アンダー)に乗せて単独トップに躍り出た。

 1打差の2位タイにジョン・マリンガー(米)とロバート・ギャリガス(米)が続き、10アンダー62と爆発したグラハム・デラート(カナダ)が通算8アンダーでクレイグ・バーロウ(米)、ロッド・パンプリング(豪)と並んで4位タイに浮上した。

「前半見せ場を作れたね」とトップに立ったマッキャロン。8番までに4バーディを奪ったあと、9番ではチップインイーグルを奪取。「6アンダーまで行ったときには、どこまで伸ばせるかと思ったけれど、後半は少しもたついてしまった」と語るように、バックナインで3つボギーを叩き67止まり。それでも首位に立つには十分なスコアだった。

「天気も良いし、本当に気分が良い。良いゴルフが出来そうな予感がしていた」と話し、ラウンド中に愛娘からの「ゴー・シューター!」のかけ声で励まされたのだとか。「シューターというのはWii(テレビゲーム)をやるときの僕のゲーム名なんだ」と説明するマッキャロンの表情から、良きマイホームパパの顔が見え隠れする。

 ビッグネームがメジャーに出場しフィールドが手薄の今大会だが、01年以来9年ぶりの優勝を狙うマッキャロンにとってそれはプラス要因。誰が勝ってもおかしくない混戦を制し、最後に笑うのは果たして…?

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