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M.レアード、R.マキロイの追撃振り切り大逆転V!

2013/04/08 09:29
M.レアード、R.マキロイの追撃振り切り大逆転V!

 

 マーティン・レアード(スコットランド)がコースレコードに並ぶ9アンダー63の猛チャージで大逆転優勝を飾った。

 米男子ツアーのバレロ・テキサス・オープン(テキサス州、TPCサンアントニオ)は現地時間7日、最終ラウンドの競技を終了。この日首位に5打差の7位タイからスタートしたレアードが序盤からバーディ攻勢をかけ一気にトップに躍り出ると、上がり3ホールも絶妙なパットで連続バーディで締めくくりノーボギーの『63』。通算14アンダーでツアー通算3勝目を達成し、最後の最後でマスターズ(現地時間11日〜14日/オーガスタナショナルGC)出場切符を手に入れた。

 そのレアードを最後まで脅かしたのがローリー・マキロイ(北アイルランド)。ここまで不調が続き、次週に迫ったメジャー初戦に向け調整のため急遽出場を決めた大会で、尻上がりに調子を上げ最終日は堂々の優勝争いを演じることに。最終ホールではもう少しでイーグルというバーディを奪い6アンダー66をマーク。好調レアードには2ストローク及ばなかったが、通算12アンダー単独2位でフィニッシュし、マスターズに向け復活をアピールした。

「初日以外のここ3ラウンドは課題だったミスを減らすゴルフが出来た。レアードのプレーが凄すぎて優勝には手が届かなかったけれど、マスターズに向けて良い調整が出来た」と今シーズン初の本格的な優勝争いに手応えを口にしたマキロイ。これでマスターズでは本命タイガーとの対決が楽しみになってきた。

 一方、単独トップからスタートし初優勝を狙った26歳のビリー・ホースヘル(米)はスコアを1つしか伸ばせず通算11アンダー3位タイでフィニッシュ。同じ3位タイには最終ホールでフェアウェイからの第3打を直接カップインさせイーグルを奪ったジム・フューリック(米)と、チャーリー・ホフマン(米)が入っている。

 尚、今大会に日本勢は出場していない。

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