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佐伯が単独トップ浮上、横峯は1打差2位タイ! 有村は予選落ち

2013/04/20 17:52
佐伯が単独トップ浮上、横峯は1打差2位タイ! 有村は予選落ち

 

 国内女子ツアーのKKT杯バンテリンレディスオープンは20日、熊本県の熊本空港カントリークラブを舞台に第2ラウンドの競技を行い、この日のベストスコア4アンダー68を叩き出した佐伯三貴が通算3アンダーで単独首位に躍り出た。また、初日3位タイ発進の横峯さくらも1アンダー71にスコアをまとめ、佐伯に1打差の通算2アンダー2位タイに浮上している。

 首位に4打差の23位タイからスタートした佐伯は、5番でバーディを先行させるも、7番でボギーを叩く。しかし直後の149ヤードの8番パー3でホールインワンを決めてイーグルを奪取すると、後半は上がり2ホール連続バーディとして4アンダー68。後続とは1打差ながら、昨年11月の大王製紙エリエールレディスオープン以来となるツアー通算6勝目に向け、単独トップで最終日を迎えることとなった。

 一方の横峯は12番までに1バーディ、3ボギーでスコアを2つ落とす苦しい展開。だが、2011年以来勝ち星から遠ざかっている元女王は終盤に驚異の粘りを見せた。16番パー3でこの日2つ目のバーディを奪うと、17番パー4、最終18番パー5でもバーディを奪取し、上がり3ホール連続バーディで1アンダー71でフィニッシュ。通算2アンダーとし、最終日、一ノ瀬優希と並ぶ2位タイから2シーズンぶりの逆転優勝を目指す。

 その他上位陣は、通算1アンダー4位タイに初日のトーナメントリーダーであるリ・エスド(韓)、笠りつ子、酒井美紀、堀奈津佳の4人。通算イーブンパー8位タイには馬場ゆかり、金田久美子、表純子ら7人がつけ、通算2オーバー16位タイに木戸愛、若林舞衣子、イ・ボミ(韓)らが続いている。

 また、今大会が今季の国内ツアー初登場となる有村智恵は、初日23位タイとまずまずのスタートを切ったが、2日目のこの日はまさかの大乱調。1バーディ、4ボギー、2ダブルボギーで7オーバー79の大叩きを演じ、通算8オーバーにスコアを落として72位タイで無念の予選落ちを喫した。

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