ツアーニュース

L.ウーストハウゼンが暫定6位! 平塚、小林は出遅れ

2013/04/26 10:33
L.ウーストハウゼンが暫定6位! 平塚、小林は出遅れ

 

 2010年全英オープン覇者のルイス・ウーストハウゼン(南ア)が、長旅や悪天候にもめげずに好プレーを続けている。

 欧州、アジアン両ツアー共催のバランタインズ選手権は現地時間25日、韓国のブラックストーンGCを舞台に開幕、第1ラウンドの競技を行ったが、雨による視界不良のため一時中断。その後、再開予定時間になっても天候は回復せず、日没サスペンデッドとなった。

 そんな中、今トーナメントのために、米フロリダ州からプライベートジェットではるばる韓国まで飛んできたウーストハウゼンは、長旅慣れしている南アフリカ勢らしい元気いっぱいのプレーを見せた。

 出だしの1番パー5でバーディを奪うとそこから4連続でバーディ奪取。5番でティーショットを大きくフックさせて2.1メートルのパーパットを残したが、これもしっかり沈めてパーセーブした。さらに6番で1.2メートル、8番で3.6メートルのバーディパットを沈めて6アンダー30でフロントナインを終える。バックナインに入ると、10番、12番でボギーを叩き、2つスコアを落としたが、それでも16ホールを終えて4アンダー。首位に1打差の暫定6位タイでこの日のプレーを終えた。

「ショットはすごくいいし、いいパットも入った。10番のティーあたりから風が吹き出したけどね」と淡々とプレーを振り返ったウーストハウゼンだが、今年1月の欧州ツアー第2戦、ボルボ・ゴルフ・チャンピオンズ以来のシーズン2勝目にピタリと照準を合わせている。

 初日暫定首位に立ったのは、5アンダー67でホールアウトしたマシュー・ボールドウィン(英)ら5人。1打差の暫定6位タイでウーストハウゼンら4人がこれを追走している。

 不穏な朝鮮半島の情勢から、大会直前にダスティン・ジョンソンとザック・ジョンソンの米国勢2人が欠場を表明して話題になってしまった今大会だが、出場選手たちはそんなムードを吹き飛ばすようなプレーを続けている。ボールドウィン以外で暫定首位に立ったジャン-バティスト・ゴネット(仏/18ホール終了)、キーラン・プラット(豪/18ホール終了)、ヨハン・エドフォース(スウェーデン/18ホール終了)、キム・ギハン(韓/18ホール終了)はいずれも違う国の選手。国際色豊かな大会はまさに欧州、アジアンツアーらしいものとなった。

 日本勢では、平塚哲二が13ホールを終えてイーブンパー暫定54位タイ、小林正則が1オーバー73でホールアウトして暫定76位タイといずれも出遅れている。

関連記事

  1. my caddie
  2. ツアーニュース
  3. L.ウーストハウゼンが暫定6位! 平塚、小林は出遅れ
×