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タイガー節目の試合で貫禄のV! ツアー通算78勝目を達成

2013/05/13 10:01
タイガー節目の試合で貫禄のV! ツアー通算78勝目を達成
米男子ツアーのザ・プレーヤーズ選手権は順延となっていた第3Rと最終Rの競技を終了。通算13アンダーまでスコアを伸ばしたタイガーがツアー通算78勝目を達成している。(写真提供:AP/アフロ)

 

 タイガー・ウッズ(米)が自身ツアー300戦目でサム・スニード(米)の持つ最多勝記録(82勝)にあと『4』と迫る78勝目を達成した。

 米男子ツアー“第5のメジャー”、ザ・プレーヤーズ選手権は現地時間12日、フロリダ州のTPCソーグラスを舞台に日没サスペンデッドとなった第3ラウンドの続きと最終ラウンドの競技を終了。第3ラウンドを終え首位タイにつけたタイガーが5バーディ、1ボギー、1ダブルボギーの2アンダー70にスコアをまとめ、通算13アンダーで後続に2打差をつけ12年ぶりの大会2勝目を飾った。

 母の日のこの日、コースにはピンクのウェアを身につけたギャラリーが大勢詰めかけ、世界No.1プレーヤーの一挙手一投足を固唾を呑んで見守った。途中14番パー4でティーショットを池に打ち込みダブルボギーを叩く場面もあったが、全体的にはショット、パットとも抜群の安定感で逃げ切り今季4勝目。ツアー通算78勝目を自身ツアー300戦目、しかも第40回大会で達成する快挙を成し遂げた。

 昨シーズンは3勝を挙げながらメジャー勝利がなかったために完全復活とまでは言われなかったタイガー。しかし今季はファーマーズ・インシュランス・オープンを皮切りにここまで4勝。世界ランキングでも1位に返り咲き、ツアーのフラッグシップトーナメントである第5のメジャーを制したことで完全復活をアピールした。

 天気が回復し風が吹き始め、グリーンが硬く乾いて超高速となった上、厄介なピンポジションに翻弄される選手が多い中、勝利を義務づけられながら期待通りのプレーはさすがタイガーといったところか。第3次黄金期の幕開けといって良さそうだ。

 2打差の2位タイにこの日のベストスコアタイ、5アンダー67をマークしたケビン・ストリールマン(米)と大会最年長Vを狙った49歳のジェフ・マガート(米)、ルーキーのデビッド・リングマース(スウェーデン)が入り、通算10アンダー5位タイにマーティン・レアード(スコットランド)、ライアン・パーマー(米)ら。

 また世界ランク2位のローリー・マキロイ(北アイルランド)は終盤3連続バーディで盛り返し、通算7アンダーはリー・ウェストウッド(英)、セルヒオ・ガルシア(スペイン)、ブラント・スネデカー(米)らと並び8位タイで4日間の競技を終えている。

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