S.ルイスが連覇へ猛チャージ！　有村も『65』で急浮上

　ステイシー・ルイス（米）が、連覇に向けて猛チャージを見せた。

　米女子ツアーのモービル・ベイLPGAクラシックは現地時間18日、アラバマ州のRTJゴルフトレイルを舞台に第3ラウンドの競技を終了。シェラ・チョイ（韓）が通算17アンダーで単独首位に立ち、11アンダー61と爆発したアンナ・ノルドクビスト（スウェーデン）、前日単独トップのジェシカ・コルダ（米）が1打差で追走している。

　連覇を狙うルイスは、通算4アンダー35位タイからスタートすると、5番から怒涛の4連続バーディ。大ギャラリーが取り巻くバックナインでも10番バーディの後、12番から3連続バーディを奪って見せた。さらに16番でもバーディを追加し、ノーボギーの9アンダー63をマーク。通算13アンダーまでスコアを伸ばし、首位に4打差6位タイに順位を上げた。

　大会前には連覇への思いを熱く語っていたが、第1、第2ラウンド共にふがいないプレーに終わっていたルイス。ムービングデーにしっかりと実力を発揮し、逆転での連覇達成に望みをつないでいる。

　日本勢2人も好プレーを見せた。通算イーブンパー70位タイでぎりぎり予選通過を果たした有村智恵は、フロントナインこそスコアカードのプレーに終始したが、バックナインで猛チャージ。12番から3連続バーディを奪うと、16番パー5ではイーグル奪取し、上がり2ホールも連続バーディとして7アンダー65。通算7アンダーまでスコアを伸ばし、4アンダー68でラウンドした片平光紀と並ぶ33位タイに浮上している。

　その他上位陣は、ホール・オブ・フェイマー（世界ゴルフ殿堂入り選手）であるカリー・ウェブ（豪）が通算15アンダー単独4位、ジェニファー・ジョンソン（米）が通算14アンダー単独5位。初日首位発進したレクシー・トンプソン（米）、アリヤ・ジュタヌガーン（タイ）らが通算12アンダー8位タイにつけている。